本日、1$=84円代まで円高となりました
日経平均は、予想していたよりはるかに
少ない下げ幅でした
てっきり500円くらいは下がるかと思ったのですが
金融危機のときのような絶望感や、換金売りがあるわけではいからでしょうか
ただ、今回の下げ方は、去年と似ています
最初に、ドル安が進んでいき、ある程度ポジションがたまるまで
ドル安が進みます
このとき、なぜかドル円だけはさほど下がりません
そして、ドル円が急速に下げるとき、
ほぼ同時に対ドルレートでドル高になったため
掛け算方式でクロス円は大暴落となります
今月は、アメリカ企業の資金還流が原因かな?とも
思いましたが、さほど最初にドル高にはなりませんでした
今日は週末になるので、ポジション調整でショートカバーになり
いくぶんかは戻しそうです
IMMのポジションがどの程度円ロングになっているのかも
気になりますので、無理なポジション持ち越しは避けようと思います
カテゴリー: FX
介入の可能性について
ついに、ドル円が86円台まで上昇しました
ここまでくると、介入はどうなるか?ということが囁かれそうです
しかし、すでに各国ともに、わざわざ経済状態が悪いのに
そこから介入するとは思えません
仮に、日銀が介入をしても、円高の流れは変わりません
単独介入は、かつて日銀が行ったことがありましたが
残念ながら効果はほとんどなしです
介入を意味をもつのは、協調介入のときです
有名なのは、プラザ合意ですね
現状の世界情勢では、日本の円安になるように協調介入となるのは
考えにくいと思います
ちなみに、以前のドル円の高値は79円でした
ユーロ円、ポンド円などは下落してはいますが、
以前のような対ドルレートでの暴落はおきていません
クロス円は、ドル円x対ドルレートなので、対ドルの数値が大きいほど
ドル円の振れ幅に影響を受けます
そういった意味では
ポンド円がもっとも影響を受けやすのでしょう
ポンドは、対ドル、クロス円レートともによく動きます
このため、ポンドは予想しにくい通貨とも言えます
逆に、南アフリカランドなどは、対ドルの数値が小さいので
それほど大きな変動はありません
ただ、IMMのポジションで円ロングが拡大しているとの報告がでています
短期では、大きな戻りによって89円程度まで戻る可能性もあります
大きな痛手をくらわないように、ストップは確実につけましょう
本日は米穀市場がおやすみです
そのため、極端な値動きになるかもしれません
アメリカの銀行の破綻数増加中
アメリカの銀行の破綻数が増加しています
以前1992年のS&L危機のときほどではありませんが
やはり、依然として状態はよくありません
たしかに、景気刺激策を実行してはいますが
それでも、上昇に転じるとは思えません
現在、ドル円のレートは87円台になりました
思ったより早い展開です
対ドルレートでユーロ、ポンドなど高値更新ですが
ドル円が下がっているため、クロス円は下げています
対ドルがある程度あがったとき、利益確定で売りになります
以前の高値更新になるときには注意が必要かもしれません
あと、FXプライムでキャンペーンでスプレッドが縮小されます
http://www.fxprime.com/information/2009/1125.html
スプレッド幅で選んでいるなら、この機会に試してみては
いかがでしょうか?
システムが安定しているので、個人的にはおすすめです
リスク嗜好によるドル安
最近の値動きは、またしてもリスク嗜好の値動きです
株価が上がれば、ドル売り円売り
何か悪材料がでれば、その逆になっています
これは、今に始まったことではなく
以前から何度もおきていることです
最近、以前買った書籍に書いてあったことを思い出しました
その内容は、日本の借金により
ハイパーインフレになるとか、大蔵税になり
日本円が暴落し、そして日本売りになるような内容でした
この手の本は、いままで何度もでています
2007年に極端な円安になったとき、
本当にその内容になっているのかとも思ったのですが
実際には、その後不景気にも関わらず円高でした
過去に、日本のバブル弾けたのが1990年ごろです
そして、日本円が79円になったのが、1995年ごろです
つまり、不景気=通貨安というわけではなさそうです
かつて、外貨をもっていれば、今後円安になっても
インフレに耐えられるとか、そんなことを書いてあるものもありました
しかし、実際に外貨預金をした人は、対円レートでみると
目減りしています
もっとも、リスクヘッジで外貨にしているのでしたら、
その外貨は無駄にはならないのですが…
今回、アメリカの赤字拡大によってドル暴落がおきるとか
そういった情報が出回っていますが
私には、まだまだドル暴落になるとは思えません
仮にドル安になったとしても、基本的にそれは
キャリートレードによるものがほとんどです
現在、ドル決済は減りつつはありますが
それでも世界の決済の半数以上はいまだに米ドルです
そして、連日高値を更新している金ですが
ほんとうに値上がりを続けるとはおもってはいません
過去に、原油のように値上がりをしましたが
その後、暴落をしています
また、アメリカの赤字ですが、日本のように
ずっと累積しているわけではなく、黒字になったりしているときが
ありました
(詳しくは、財務内容を調べて見ないとわかりませんが)
今月あたりから、ドルのレバトリに気をつけていこうと思います
リスク嗜好のドル安ならば、企業決算のレバトリによるドル高、
そして年末の薄いマーケットをねらった取引がありそうなので
またしても値動きの激しい相場になりそうです
基本的に、金融危機の本質はまったく解決することはないでしょうし
それはこれからの世界でも変わらないと思います
アメリカが低金利政策をとる限り、他国通貨のほうが金利が高いなら
ドルキャリーが行われ、結果としてドル安になります
金融危機による危機感が薄れれば、金利を狙ったリスク嗜好となり
それは以前のクロス円にみられるような
キャリートレードの繰り返しと積み上げになると思います
レバレッジ規制の話もでていますが、実際に行われるのかは
微妙なところでしょう
行き過ぎた規制は、資金引き上げとなり
現状の状態からさらに暴落を招きますから…
米住宅減税来年4月まで継続決定
米住宅減税来年4月まで継続決定となったようです
本来、11月で切れる予定になっていた住宅取得者への減税措置ですが
この状況で、打ち切りにはならなかったようです
こうなると、しばらくは住宅指標関連は
それほど悪い数値にはならない気がします
ただ、やはり失業率が高くなってきているので
住宅を取得できる人がそこまでいるのかが疑問符ですが
アメリカは移民を迎え入れますし
日本のように、持ち家嗜好というより
投資対象(賃貸)として購入するというケースもあります
ただ、今回、この決定した延期措置により
想定より悪い数値がでてしまうと、一期にリスク回避になりそうです
当面は、まだまだ本格的な景気界幅とは言えない状況になりそうです
現状の値動きと今後の展開予想
今年の9月は円高となりました
いろいろな要因がありましたが、はっきりした要因は不明です
そして、本日、日経平均が1万円を割り込みました
個人的にはまだ下がりそうな予感がします
ということで、株に関しては
売買目的ではなく。あくまで為替での値動きの
情報の1つとしてみています
今回、ユーロ安となっている要因は
今週末のG7でユーロについて協議されるとのことが要因のようです
ただ、本当にこれが議論されるかは微妙ですが
それよりも、ユーロ/ポンドの下落がどこまでいくか
そして、そろそろ豪ドル/ドルの下落はいつくらいか
のほうが気になります
去年は、ドル円が下げたにもかかわらず
クロス円はそれほど下げませんでした
これは、対ドルでの他通貨が上昇していたためです
しかし、その後のドル不足、そして金融機関のレパトリにより
おおきくドル高となり、結果クロス円は総崩れになりました
とくに、一番ひどかったのはポンドでしょう
わずか1年かからずに100円下落しましたから…
そして、このときに短期金利上昇により、
スワップ金利がマイナスになるということがおきました
基本的にスワップは、政策金利ではなく
短期金利ですので、リスクが高くなると金利が上がり
結果としてスワップも変わってきます
このため、スワップ金利が妙な数値になることもあります
今回の相場ですが、去年と似ていると思います
最初に円高ドル安、というより全体的なドル安になり
その後
リスク嗜好の値動きによりクロス円が軒並み上昇
その後、全体的なドル高により
クロス円総崩れというかんじです
今年は、去年のような大幅な変動になるとは思えませんし
さすがに去年のようなドル不足になるとは思いません
しかし、もうじき米企業の決算になりますので
今回、日本企業の決算により円高になったように
逆に米企業の決算でドル高になるかもしれません
思い込みによるポジションの持ち越しは危険です
しっかりストップロスを設定し
市場から退場しないように心がけましょう
法改正による円高要因
昨年の秋も円高となりましたが
今年の秋も円高となりそうです
この4月からの法改正で
海外子会社からの利益金の本国送金
に課せられる税が無税になったようなので
外貨売り/円買いの動きが出る可能性がある
とおもっています
とくに、3月、9月は決算関連で
ほとんどの企業の中間決算ですので
もうすこし円高となりそうな予感です
逆に、IMMの円ロングのポジションが膨らんでいる
(変われすぎの可能性あり)
そうなので、G20で何か材料となるものがあれば
円安に傾くのかもしれません
日本の為替介入が 噂されますが
基本的に単独介入であるならば
相場に大きな影響をあたえることはありませんし・・・
去年は、10月ちかくからクロス円の暴落となりました
原因は、対ドルレートでの暴落が要因です
クロス円は、
対ドル x ドル円 で計算されます
最近、ドル円のレートが円安に傾いているわけでもないのに
クロス円が上がっているというのは
これが背景にあるためです
ユーロ円が高い要因として、
ユーロ/ポンドでパリティ(1)を
目指す動きがあることも関係しているのかもしれません
いずれにしても
ユーロ/ドル、ユーロ/ポンド ともに
すでに高値圏であり、
ほとんどチキンレース状態、ストップの巻き込み
のようなかんじと思われますのが・・・
日足チャートでみてみるとわかりやすいのですが
ユーロ、豪ドル、NZドルともに、対ドルでのロングが目立ちます
そして、そろそろファンドの45日ルールが
ありそうですから
ストップをつけるようにし、
大損害がでないように気をつけたいと思います
ユーロ/ドルとユーロ円
最近は、ドル円は円高となっていますが
クロス円に関しては、さほど円高にはなっていません
これは、対ドルレートで上昇しているためです
この場合、もっとも暴落するリスクの高いのが
対ドルレートが崩れ始めたときだと思います
今日のポンド円の暴落は、ポンド/ドルが暴落したことが
要因となっています
基本的に、クロス円の算出方法は
対ドルレート x ドル円
となっています
ドル円は 91円からあまりかわっていませんが
ポンド/ドルは大きく値下がりしています
昨日は
ポンド/ドル 1.64 ぐらいでしたが
今日は 1.63程度になっていました
このため、ドル円がそうたいして変わらなくても
1.64 x 91.2 = 149.5
1.64 x 91.2 = 148.65
というように、大幅に変わってきます
もっとも、ポンド円の場合、
ユーロ/ポンドなども微妙にかかわることもありますが
ここ最近、リスク嗜好によるドル売りにより
対ドルレートでドル安がおこっていました
逆に考えると、なにか要因があれば
巻き返しにより円高、ドル高となります
株価とはことなり、ある一定のレンジで為替は推移します
かつてのアジア通貨危機のときのタイ・バーツとは異なり
ドルはいまだに基軸通貨となっているため
よほどのことがない限り、叩き売りにはならないでしょう
さて、本題のユーロ円とユーロ/ドルですが
最近、為替のニュースで、ユーロ/ドル
高値更新と聞きますが、少々ペースが早いと思います
最近、日本の報道ではあまり言われませんが
まだ金融危機は解決したわけではありません
欧州の金融危機も終わったわけではないのです
さきのポンドのように、ユーロも下落する危険性があります
ユーロ/ドルの値動きに注意し、取引した方が無難そうです
仮に、ユーロ円が暴落すると考えると
2とおりは考えることができます
★パターン1
ユーロ/ドル安、ドル円高
1.455 x 92 = 133.86
★パターン2
ユーロ/ドル高、ドル円安
1.48 x 89.9 = 133.05
もっとも、現在の状況では、リスク回避となった場合
ユーロ/ドル安、ドル円安となることもありうるので
1.42 x 86.9 = 123.39
という予想もできます
最近、好調なユーロ円のロングですが、ストップをつけて
大損はしないようにこころがけましょう
1000通貨取引始めました
8月31日から、FXプライムで
1000通貨単位の取引が始まります
これで、よりやりやすくなりました
いままでは1万通貨単位のため、
なかなか仕掛けにくい場面もありましたが、
ようやくこれで、こまめな取引ができます
損切りができない、という場合
1000通貨単位での売買をおすすめします
いままで、FXをやったことがなく
これから始めてみたい、という人には
まずは、仮想取引をするといいでしょう
外為.com や セントラル短資、サイバーエージェントなどが
行っていますので、まずはそこで練習してみるとよいと思います
そして、仮想取引で利益が出せるようになったら
次に 1000通貨単位の売買を始めてみましょう
FXプライムの場合、レバレッジを最大にすれば
50践で損切りとなってしまいますが
1000円で1000通貨取引できます
もっとも、有り金すべてをかけて勝負!
などということはやめましょう
ほぼ負けますから
基本的には、1000円でポジションを作れるのでしたら
1万円 で10個のポジションを作る
もしくは
10万円で100個のポジションを作ります
1000通貨単位の場合、
1践ごとにでる損益は10円です
利益は少ないと思うかもしれませんが
逆説的に考えれば
損失も少ないということです
レバレッジを最大にして一発勝負というやり方では
精神的にもちません
そもそも、失敗しないで成功率100%は難しいと思います
同じ資金量で、いくつかポジションをつくるということは
メリットがあります
それは、リスクの分散と、資金管理がしやすい
ということです
基本的に、ストップロスと呼ばれる損切りのポイントは
50践単位で行われることが多いのです
このため、節目と思われるところに損切りを置いておけば
損失が膨らむ前に損切りできます
もともと、損切りは損失が大きくなるまえに損失を確定させる
というのが本来の使い方です
仕事でいえば、小さなミスのうちに報告し
対処するみたいなかんじですね
これを放置しておくと、あとで大惨事になる、という点では
おなじような気がしますが・・・
レバレッジの正しい使い方は、
資金の効率化であり、決して一発勝負のために使うものではない
と思っています
どうしても損切りに抵抗感を感じるという場合
1000通貨での取引による
損切りの練習をしてみてはいかがでしょうか?
※1000通貨で50践の損切りだと
損失は約500円です
ポジションの量とリスク管理
最近、夏休みに入ったので、久しぶりに株式市場をみることができました
それにしても、2005年のときの取引量と比べて
愕然とするくらい取引量が減っています
といっても、私の取引量ではなく、株式市場の取引量です
私は楽天証券のマーケットスピードを使用し、歩み値をみているのですが
歩み値のログをみていると
ほとんど最低単元の取引が多いと実感しました
最近はあまりニュースででなくなってきましたが
レバレッジ規制について少し考えたので、ここに書き記しておこうと思います
現在、投資家保護という名目で、金融庁でレバレッジ規制が
行われる方針となっています
でも、たとえレバレッジを規制したところで
おそらく、資金管理ができない場合は、たとえレバレッジを低くしても
大損害をだすでしょう
一番身近なものでは、株式取引がそれにあたります
FX と同様に、株の信用取引もレバレッジを使った取引です
まぁ、FXのように大きなレバレッジはかけれません
最大で3倍程度です
一般的、というか私のまわりでは、信用取引は危険だ、という人がいまだに多いです
しかし、本当に危険なのは、信用取引ではなく、資金管理できないことが危険なのだと
私は思います
株でも、FXでも、レバレッジを拘束される資金と考えていれば
それほど大きな損害にはなりません
効率化を考えるには非常に便利な手段です
例えば、
投資資金が100万円あったとsて
1万円損したら、そこで損切りと考えるなら
レバレッジ1倍で、1万通貨の取引で
100万円拘束されているよりも、
レバレッジを20倍にして、拘束資金を5万円にし
残った95万円で、タイミングを見ながら他の通貨で取引をする
というほうが効率的です
この方法で売買するなら、少なくとも100回損害を出すまでは
ゲームオーバーにはなりません
(しっかりと損切りした場合に限ります)
逆に、大金が欲しいからといって、レバレッジを100倍にし
100万通貨にした場合、最悪1回の取引で終わってしまうのです
ちなみにこの場合、90銭程度で終わってしまうのです
基本的に、株でもFXでも、CFDでも、いつも利益を出すことは不可能です
たとえ、システムを作り上げたとしても、
自己学習するようなシステムでもない限り、永久に勝ちつづけることは
不可能ではないのでしょうか
ポジションを作るときには、どれだけの損害までが許容できるか
そして、どこまでいったら利益を確定するかという
出口戦略が必要です
FXのレートは、極端に下落することがあります
2年前と比べ、ポンドの値段は100円ほど下落していますし
かつてのドル円のレートは360円でした
ニクソンショックといわれる、ドル暴落も
一般的には予想できた人はいません
FX、信用取引ではレバレッジを使うことで、小額から
取引ができます
しかし、これは少ない金で荒稼ぎできるということではなく
あくまで、拘束される資金が少なくすむということです
損切りにどうしても抵抗感があり、いつも損をしているという場合
バーチャルFXなどの仮想取引で、損切りを行う取引を練習してみては
いかがでしょうか
サブプライムローン問題が発生したとき、
私は取引口座を2つに分けていました
1つはレバレッジ20倍でデイトレード
もう1つはレバレッジ3倍でスワップ金利でした
口座には同じ金額が入っていましたが、デイトレ用は損切り5円でしたので
資金が半分になっていました
そして、スワップ用は損切り15円で行っていたので、資金がほとんどなくなりました
レバレッジが危険なのではありません
損切りにする金額が重要です
バブル崩壊したときに、すぐに損切りし、そこで様子見していたら
おそらくは致命的な打撃を受けなかったと思います
逆転の発想で、いくらまで損したら撤退するかを基準にして売買すると
意外に致命的な負けかたが減らせると思います