Raspberry Pi 起動ディスク作成
作成に使用したのは Windows ではなく
Ubuntu 12.04 LTS 64bit
必要なものと参考書籍は Amazon で購入
なお、raspberry Pi はケースがなかったのでセットのものを購入
なお Raspberry Pi へのインストールメディアは
SDカードを使う
Raspberry Pi を簡単にインストールできる
OSのインストーラーNOOBSをダウンロードする
URLは
http://www.raspberrypi.org/downloads/
ネットワークインストールか
圧縮ファイルかを選べるけど
圧縮ファイルのほうがネットワークエラーを気にしなくてもいいので
こちらを選択
ダウンロードは Torrent か zip ファイルが選べるので
zip を選択
要領は 1.4GBあるため時間の余裕のあるときに行うのがベスト
次にダウンロードしたディレクトリで
mkdir Raspberry_Pi cp NOOBS_v1_3_0.zip Raspberry_Pi/ cd Raspberry_Pi/ unzip NOOBS_v1_3_9.zip
圧縮ファイルを展開するので、わかりやすいようにディレクトリをつくると作業しやすい
次に SD カードへ書き込む
cp -rp ../Raspberry_Pi/* /media/9016-4EF8/
../ とすれば1つ上のディレクトリになる
• は全部という意味
media のところはSDカードなので
これは環境により異なる
Raspberry Pi のインストールするときには
本体以外に
キーボード
マウス
ディスプレイ
HDMIケーブル
MicroUSB ケーブルが必要になる
今回、デスクトップ Ubuntu 14.04 LTS で使っている
有線のマウスとキーボードを使い
HDMIについては AppleTV で使っていたものを使用
電源となる MicroUSB については
Android の Nexus 7 で使っているものを使用
電源をいれるときの注意点として
最初にSDカードをさした状ED態で電源をいれること
とはいっても電源ボタンはなく
MicroUSB をさすと電源がONになる
面倒なのは電源OFFが抜くのはダメということ
ちゃんとシャットダウンしないと壊れる
電源をいれると、OSインストール画面がでる
今回は
Raspbian [RECOMMEND]
を選択
そしてinstall をクリックすると確認ダイアログがでるので yes を選択
これでインストールされる
注意点としては
Raspberry Pi 本体にインストールするのではなく
SDカードにインストールしているということ
USBとかCDブートのLinux を体験しているとわけりやすい
このため別のOSを起動したいのなら
SDカードを差し替えればいい
インストールが完了したら再起動
再起動するとセットアップオプションが起動する
ちなみに、この画面ではキーボードしか使えない
しかもメニューは全部英語
まず最初に一番上の
Expand Filesystem
について
これはSDカードの領域拡張
これをやらないとどれだけ大きいSDカードを使っても
要領が数百MBしか使えない
これはNOOBSでインストールしたならデフォルトで実行されているので、やらなくていい
次に
Advanced Option について
これを選んで Overscan を設定すると画面の表示を変更できる
デフォルトは Enable
Disable にするとフルスクリーン表示になる
これは画面の大きさにより設定を変える
もし大画面のモニターなら デフォルト設定でOK
画面が小さいなら Disable にすると改善されるかも
次に
Internationallsation Options の
Change Keyboard Layout
でキーボードの種類を設定
私の場合一般的な windows キーボード形式なので
keyboard model では
Gerneric 105-key (intl)PC
keyboard layout では
Other を選択
Country of origin for the keyboard では
Japanese を選択
これで日本語キーボードを使えるようになるので
再び keyboard layout で
Japanese (DADG 109A)を選択
key to function as AltGrでは
The default for the keyboard layout
を選択
Compose key では
No compose key を選択
次の画面で
ctrl + Alt + Backspace でデスクトップを終了する設定をするか聞かれるので
yes を選択
これでキーボード設定ができたので
次にパスワードの変更
Raspberry pi の
ユーザは pi なので
このパスワードを変更するには
Change User Password
で設定する
入力したパスワードは表示されないけど
設定は反映されている
次に言語の設定
これは
Internationallsation Options の
Change Locale で設定
デフォルトは
en_GB_UTF-8
日本語にするには
ja_JP .EUC-JP EUC-JP
ja_JP .UTF-8 UTF-8
のところでスペースを押してチェックをつけ
OKをおす
次にデフォルト言語設定だけど
初期段階では日本語フォントがないので
選ぶと文字化けする
なので、ここでは en_FB/UTF-8 を選択
これで初期段階の言語設定は完了
続いて時間の調整
タイムゾーンを設定するので
Internationallsation Options の
Change Timezone を選択
Asia > Tokyo で設定
とりあえず初期設定はこれで終わりなので
Finish を選択する
これで設定が完了する
設定そのものは
あとでログインして
sudo raspi-config
で再度設定できる
次にログイン方法
ログインするときには
ユーザ名 pi
そして設定したパスワードでログインできる
今回はすでにログイン済みなので
そのまま終了処理を行う
Raspberry Pi の起動は MicroUSB へさすだけだけど
終了はコマンドなどでしっかり行う必要がある
終了コマンドは
sudo shutdown -h now
という Linux ではおなじみのコマンド
終了したかどうかを調べるには
Raspberry Pi 本体の
PWR のLEDが点滅していないのならOK
赤く光っているのは通電しているのを示しているので
MicroUSB がささっている間はずっとついている
これは問題ないので気にせず電源OFFでOK