ローカル メールサーバー構築(Postfix+Dovecot) その7

ローカル メールサーバー構築(Postfix+Dovecot) その6
の続きになります
taRgreyによるスパム対策(taRgrey)

Postgrey設定
から続けておこなっていきます
基本的には、ほぼサイトどおりに進めます
最後のPostfixとPostgreyの自動アップデート無効化
については
yumによる自動アップデートを無効化するには
を参考に行いました
確認はとっていないので、何ともいえないのですが
おそらく
sed -i ‘/postfix/d’ /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list
rpm -q postfix >> /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list
sed -i ‘/postgrey/d’ /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list
rpm -q postgrey >> /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list
でOKだと思います
これを行うと、/etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list
に書き込まれます
内容は、
vi /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list
で確認したところ
postfix-2.3.3-2.1.el5_2
postgrey-1.31-1.rf
dovecot-1.0.7-7.el5
となっています
この設定が終わったら、次に
メールサーバーでウィルス&スパムチェック(Postfix+Clam AntiVirus+SpamAssassin)
を参考に、ウィルス対策をするのですが、どうやら先に
[SEO Stats powered by SEO-Stats.com] アンチウィルスソフト導入(Clam AntiVirus)
をおこなってからになるようです

ローカル メールサーバー構築(Postfix+Dovecot) その6

ローカル メールサーバー構築(Postfix+Dovecot) その5
の続きです
Postgreyインストール
のところで
yum -y install postgrey && rpm -e postgrey ← Postgrey依存パッケージインストール
を実行してもインストールできないので、
先に
RPMforgeリポジトリ導入(RPMforge)
を行いました
その結果、無事に
yum -y install postgrey && rpm -e postgrey
でインストールすることができました
その後、Postfix設定 までは問題なく進んでいます
次は、Postgrey設定 から行おうと思います

ローカル メールサーバー構築(Postfix+Dovecot) その5

ローカル メールサーバー構築(Postfix+Dovecot) その4
のつづきになります
今回はtaRgreyによるスパム対策(taRgrey)
を行いました
rpmbuild -bb –clean –define “dist .`echo postfix-*.src.rpm |awk -F. ‘{print $(NF-2)}’`” /usr/src/redhat/SPECS/postfix.spec
を実行し、PostgreyのRPM作成
を使用としたのですが、依存関係の問題により作成失敗でした
このため、
yum -y install openldap-devel
yum -y install zlib-devel
yum -y install pcre-devel
yum -y install openssl-devel
yum -y install db4-devel
を実行し、必要なパッケージをインストールしてから再度
rpmbuild -bb –clean –define “dist .`echo postfix-*.src.rpm |awk -F. ‘{print $(NF-2)}’`” /usr/src/redhat/SPECS/postfix.spec
を実行し、無事にインストールできました

ローカル メールサーバー構築(Postfix+Dovecot) その4

ローカル メールサーバー構築(Postfix+Dovecot) その3
の続きです
今回は
メールサーバー間通信内容暗号化(OpenSSL+Postfix+Dovecot)
を参考に、暗号化通信をとりいれてみました
ほとんどサイトどおりですが
証明書作成のときに、
Common Name (eg, your name or your server’s hostname) []:mail.centossrv.com ← メールサーバー名応答※
の部分で
:mail.centossrv.com
のところが
192.168.10.69
にしたぐらいです
メール送受信の設定は
ubuntu の thunderbird のみ確認済です
確認するには
edit > account setthings
で設定画面を開き、
Server setting のところを選び
Security setting のところの SSl をチェックし
同様に
Outgoing server (SMTP) のところをクリックし
設定するサーバを選んでから Edit をクリック
そして SSL をクリックすれば設定完了です

ローカル メールサーバー構築(Postfix+Dovecot) その3

ローカル メールサーバー構築(Postfix+Dovecot) その2
の続きになります
メールサーバー構築(Postfix+Dovecot)

メールユーザ追加
を参考に、メールを使用できるユーザの設定を行います
ただメールを使用するだけのユーザ作成なら
(1)メールユーザ追加(SSHによるリモート接続はできないようにする場合)
のほうで十分です
逆に、SSHでログインされなくなりますので
安全なのかもしれません
(3)既存ユーザをメールユーザとする場合
の場合ですが、
ユーザ作成の手順がないだけで、基本的にはかわりません
echo “パスワード” | saslpasswd2 -p -u linux.centossrv.com -c centos ← SMTP-Auth用ユーザ/パスワード登録
の部分ですが
echo “SMTPパスワード” | saslpasswd2 -p -u ドメイン名 -c ユーザ名
という意味になるようです
今回は実験をかねて
echo “hebereke” | saslpasswd2 -p -u linuxwiki.com wiki
としてみました
メールクライアント設定(受信メールサーバーをPOPにする場合)
のところですが
Windows XP での検証結果として Outlook Express
を使用してみました
以下は今回の設定になります
表示名:wiki@linuxwiki.com
電子メールアドレス:wiki@linuxwiki.com
受信メールサーバ:192.168.10.69
送信メールサーバ:192.168.10.69
アカウント:wiki
パスワード:wikiのログインパスワード
というかんじで、ドメインではなく、IPアドレスで
ある以外はほぼ同じです
また、ubuntu での送受信テストですが
Ubuntu ThunderbirdをGmail IMAPメールクライアントに設定する
を参考に、Thunderbird の設定をすることで
送受信が可能になりました
今回のメールサーバ構築の実験では、DNSが構築していませんが
それでもローカルであるならば、どうにか送受信できるようです
また、Windows であるならば、nPOP というソフトを使い
メールの送受信の確認をすることも可能です
詳しい説明は
nPOPの使い方
が参考になります

ローカル メールサーバー構築(Postfix+Dovecot) その2

引き続き、メールサーバの構築をします
メールサーバー構築(Postfix+Dovecot)
の続きになります
Maildir形式メールボックス作成
を行うため、
メールデータ移行
を参考に行っていたのですが
Maildir変換に必要なPerlのTimeDateモジュールインストール
のところで
cpan2rpm –install TimeDate
ではインストールできなかったので
yum -y install perl-TimeDate
で yum パッケージからインストールしました
あとは、そのまま
メールサーバー構築(Postfix+Dovecot)
の設定どおりに行うことで、Postfix の設定ができます
ここまで終了したら、次にDovecot をインストールします
ほぼサイトどおりなのですが、
valid_chroot_dirs = /home
については
OpenSSHでChrootを設定している場合のみ
とのことなので省きました
今日は時間の都合上、ここまでです
明日以降、メールユーザ追加 を行うおうとおもいます

メールサーバー構築(Postfix+Dovecot)

今回は、ローカルで使用するメールサーバを構築してみようと思います
まずは定番ですが
CentOS5インストール
を参考にインストールします
私の場合、メールサーバは始めてなので、失敗してもいいように
Vmware Player 3.1 を使って仮想環境で作成しています
可能性としてありそうなのが
この設定の場合
初期段階のインストールでDNSがないので
もしかしたら、先にDNSサーバを構築する必要性があるのかもしれません
とりあえず、DNSなしで実験して見ようと思います
次に、
CentOS5初期設定
を行います
ただし、root宛メールを転送 については
メールサーバがないとつかえないので省いています
そしたら
メールサーバー構築(Postfix+Dovecot)
を参考に、行っています
途中、ドメインの設定がありますが
インターネットに公開しないというのであれば、
メールアドレス、ドメイン名はすきなものでいいと思います
ちなみに、ドメイン名とは、http://yahoo.co.jp というURLにある
yahoo.co.jp の部分のことになります
私の場合、
myhostname = mail.centossrv.com

myhostname = mail.linuxwiki.com
mydomain = centossrv.com

mydomain = linuxwiki.com
というようにしました
mail. の部分は、ないとダメみたいです
明日は Maildir形式メールボックス作成
から行ってみます