ラズパイ3へNAS 構築

ラズパイ3へNAS 構築

以前構築したものが壊れたので再度NASの構築

以前ダウンロードしておいた
NOOBSを使いインストールメディアの作成

microSD を差し込み

unzip NOOBS_lite_v3_3.zip -d /media/snowpool/0403-0201/

で解凍

インストールは通常版をインストール

インストール終了後
ssh の有効化

sudo raspi-config

で設定画面をだす

5 Interfacing Options を選択

P2 SSH を選択

はい を選択

設定が終わったら
Finish で設定画面を抜ける

これでSSHは有効化されるので
続いて公開鍵認証にする

Ubuntu で ssh-keygenコマンドで作成

-t で暗号形式を rsa
-b で4096ビットに指定
なおデフォルトでは2048ビット

ssh-keygen -t rsa -b 4096

で作成

Enter file in which to save the key (/home/snowpool/.ssh/id_rsa): 

となったらファイル名を入力

今回は nas
としておく

パスフレーズは省略するので

Enter passphrase (empty for no passphrase): 

Enter same passphrase again: 


Enter にすればパスフレーズなしとなる

次に公開鍵の登録

これは
ssh-copy-id コマンドを使う

なお接続するラズパイ3のIPは
Android ならFing で調べることが可能

ssh-copy-id -i nas.pub pi@192.168.1.6

で登録

カレントディレクトリに鍵ファイルなどが生成されるので

mv nas* .ssh/

でファイル移動

ssh -i .ssh/nas pi@192.168.1.6

で接続

次に vim の設定

vim-tiny がインストールされているので

sudo apt-get --purge remove vim-common vim-tiny

でアンインストール

[shel]
sudo apt-get install vim
[/shell]
で通常版 vim をインストール

設定ファイルをつくるので

vim .vimrc

でファイルを作成

"クリップボードからのコピペを可能にする
set clipboard+=unnamed
" シンタックスハイライトの有効化
syntax enable
" 不可視文字を可視化(タブが「▸-」と表示される)
set list listchars=tab:\▸\-
" コマンドラインの補完
set wildmode=list:longest

を記述し保存

なお sudo 権限で vim を使うと設定が反映されていないので

sudo ln -s ~/.vimrc /root/.vimrc

でシンボリックリンクにしておく

鍵認証でログインできるようになったので
パスワード認証による SSHログインを無効化しておく

sudo vim /etc/ssh/sshd_config 

で設定ファイルをひらき

56行目の

#PasswordAuthentication yes

PasswordAuthentication no

にしておく

次に
外付けHDDを再起動時に自動マウントする設定

外付けHDDはすでに過去にext4 でフォーマットしたものを利用
ラズパイ4でRAID1 NASを構築した

によれば
直接ファイルシステムでやり取りしないため
フォーマットは exFAT でなくてもOKとのこと

 fdisk -l

を実行し

Disk /dev/sda: 931.5 GiB, 1000204886016 bytes, 1953525168 sectors
Disk model: External HDD    
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disklabel type: dos
Disk identifier: 0xc675b7b1

Device     Boot Start        End    Sectors   Size Id Type
/dev/sda1          63 1953520064 1953520002 931.5G 83 Linux

となっているので認識はしているのを確認

UUIDを確認するので

sudo blkid /dev/sda1

を実行

今回の結果は

/dev/sda1: LABEL="outhdd" /dev/sda1: UUID="96cc41c9-808c-4851-83f5-53bdfa487787" TYPE="ext4" PARTUUID="c675b7b1-01"

外付けHDDのマウント先を作成し
マウント

sudo umount -f /media/pi/96cc41c9-808c-4851-83f5-53bdfa487787 /
sudo mkdir /mnt/hdd
sudo mount /dev/sda1 /mnt/hdd/

これを元に fstab の最終行へ書き込む

sudo vim  /etc/fstab 

でファイルを開き

UUID="96cc41c9-808c-4851-83f5-53bdfa487787"     /mnt/hdd       ext4    defaults 0 0

を追記

fstab については
fstab
https://wiki.archlinux.jp/index.php/Fstab
を参考に

あとは設定反映のため再起動するので

sudo reboot

を実行

これで

 df 

を実行し
マウントされていればOK

今回だと

ファイルシス   1K-ブロック    使用    使用可 使用% マウント位置
/dev/root         29542476 3659976  24358788   14% /
devtmpfs            440756       0    440756    0% /dev
tmpfs               474036       0    474036    0% /dev/shm
tmpfs               474036   18272    455764    4% /run
tmpfs                 5120       4      5116    1% /run/lock
tmpfs               474036       0    474036    0% /sys/fs/cgroup
/dev/mmcblk0p6      258094   54603    203491   22% /boot
/dev/sda1        960379088   95880 911428824    1% /mnt/hdd
tmpfs                94804       0     94804    0% /run/user/1000

というかんじ

次にSamba のインストール

sudo apt-get -y install samba

途中でWINS設定の有無が聞かれるけどいいえでOK

次に設定ファイルの編集

sudo vim /etc/samba/smb.conf 

で設定ファイルを開き
25行目あたりに

dos charset = CP932
unix charset = UTF-8
guest account = pi

を追加

dos charset = cp932
はwindows 側の文字コード

なお、vim の場合 ctrl + shift + v で貼り付けが可能
shift + g で最終行に移動し

[ファミリー]
        path = /mnt/hdd/share/family
        writable = yes
        guest ok = yes
        guest only = yes
        create mode = 0777
        directory mode = 0777

として保存

sambaの設定に関しては
SAMBAの設定(3.0  FC3)(Windowsから利用する場合) 
http://s135.moo.jp/linux/samba.html
を参考に

これで

service smbd restart

でSamba の再起動をすることでファイル共有が可能に

Ubuntu 16.04 の場合
エクスプローラで
ネットワークをクリックすると
RASPBERRYPI
と表示されるので
これを
クリックして今回設定したフォルダをクリックすると
ユーザ認証になるので
ユーザ名 pi
パスワード ラズパイ3のパスワード
とすることでログインしてファイル共有することが可能に

Macの場合 Finder からネットワークをクリックすれば
ファイル共有が可能

ラズパイzero で音声つき動画撮影

ラズパイzero で音声つき動画撮影
Raspberry Piで音声付き動画を撮影する

Raspberry PIとffmpegとWebカメラ、USBマイクを利用して動画を取得

を参考に実践

raspivid コマンド
motion コマンド
ともに実行しても音声は入っていないため

カメラから画像を取得
マイクから音声を取得

これらをエンコードして保存
という流れになる

MKV もしくは MP4 で保存しているが
違いについては
【5分で分かる】mkvとmp4の違いは?変換する方法は?

に載っている

高品質なら mkv
いろいろなデバイスで再生させたいなら mp4
というかんじ

参考サイトをみながらコマンドのオプションを調べてみた

raspivid -t 0 -w 640 -h 480 -b 10000000 -fps 30 -awb fluorescent -n -o test.h264 | \
   arecord -D hw:1,0 -f S16_LE -r 16000 -d 0 test.wav;
ffmpeg -y -i test.wav  -r 30 -i test.h264  -vcodec copy test.mkv


撮影と録音を同時に行いそれぞれをファイルに保存して、後から結合する

raspivid -t 0 -w 640 -h 480 -b 10000000 -fps 30 -awb fluorescent -o - | \
   ffmpeg -y -ac 2 -f alsa -ar 16000 -i plughw:1 -r 30 -i pipe:0 -vcodec copy test.mkv


映像、音声を取得しながらエンコードする

これらは室内なので
raspividのawbオプションで光源の設定している

動画のエンコーディングにはffmpegを使用

20 November 2016 raspivid コマンド表


raspivid コマンドのオプションが載っているので
これを参考に
-t キャプチャする時間をミリ秒で指定

-t 0 なら0秒

-w で動画幅
デフォルトは 1920
-h 動画の高さ
デフォルトは 1080

-b ビットレート
10MBits/secは-b 10000000

-fps は記録するフレーム数
今回は30

-awb でAWBモードを設定
fluorescent で蛍光

-o - で出力ファイル名
今回はパイプで指定

次にffmpeg のオプション
最新ffmpegのオプションまとめ †

を参考に

-y で確認なしでファイル上書き

-ac で音声チャンネル数を指定
今回は2

-f 指定したフォーマットで出力

-i 入力ファイルのパス
-i plughw:1 でマイクを指定

-r でフレームレートの指定

フレームレートは動画の滑らかさの設定
フレームレート(FPS)って何?どのくらいの値にすればいいの?

に詳細が載っている
動画の撮影なら30でOK

-vcodec
でコーデック指定
copy を指定すれば直接コピーになる
copy test.mkv
とすれば test.mkv となる

raspivid -t 10000 -w 640 -h 480 -b 10000000 -fps 30 -awb fluorescent -o - | \
   ffmpeg -y -ac 2 -f alsa -ar 16000 -i plughw:1 -r 30 -i pipe:0 -vcodec copy test.mkv

もうひとつは

ffmpeg -f alsa -thread_queue_size 8192 -i hw:2,0 \
  -f v4l2 -thread_queue_size 8192 -s 640x480 -i /dev/video0 \
  -c:v h264_omx -b:v 768k \  
  -c:a aac \
  output.mp4 

録画の終了はqキー

オプションは
-f で
ファイルフォーマット
マイクやカメラから取得するなら必須
今回はマイクが alsa ビデオが v412

-thread_queue_size データを読むときのキュー
高フレームレートの動画ストリームとかだと
処理が追い付かずに捨てられてしまうデータがあったりするのだが
キューサイズを大きくすると、それを防げる
今回は 8192

-s は動画サイズ
640×480 にしている

-i で入力デバイスの指定
今回はマイクとUSBカメラのパスを指定

-c でエンコードのコーデック指定
-c:v h264_omx
でビデオ v がビデオの意味
-c:a aac
でa がオーディオコーデック

-b:v 768k
でビデオのビットレート
大きくすれば画質がきれいになる

実行したときに終了時間の指定ができなかったので
timeout コマンドを使うことにした

このコマンドに関しては
timeout コマンド

を参考に

 timeout 15 raspivid -t 0 -w 640 -h 480 -b 10000000 -fps 30 -awb fluorescent -n -o test.h264 |    arecord -D hw:1,0 -f S16_LE -r 44100 -d 0 test.wav;ffmpeg -y -i test.wav  -r 30 -i test.h264  -vcodec copy test.mkv

というように
timeout コマンドを使うことで指定の時間で停止させることができる

ここまでできたら
あとは bluetooth などで撮影ボタンを作成する予定

ラズパイzero マイク設定

ラズパイzero マイク設定

以前、ラズパイzero で動画を撮影したが
音声がなかったので

ラズパイZeroWで作る簡単アクションカメラ——バイク編

Raspberry Pi Zeroで簡易ドライブレコーダーを自作する

を参考に設定

micro USB 変換アダプターを使うことで
ラズパイzero でも usb マイクを使用することが可能に

今回は

を使用

まずUSBマイクが認識されているか確認

lsusb

結果は

Bus 001 Device 002: ID 8086:0808 Intel Corp. 
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub

次にモジュール確認

cat /proc/asound/modules 

結果は

 0 snd_bcm2835
 1 snd_usb_audio

次にサウンドカードを調べる

arecord -l

結果は

**** ハードウェアデバイス CAPTURE のリスト ****
カード 1: Device [USB PnP Sound Device], デバイス 0: USB Audio [USB Audio]
  サブデバイス: 1/1
  サブデバイス #0: subdevice #0

ここまでできたら録音テスト

arecord -D plughw:1,0 ~/test1.wav

これで
test1.wav という音声ファイルができるので
これを scp コマンドで転送

しかし再生してみるとノイズがおおく音量が小さい

マイクの集音量と感度の調整 ラズパイ
で検索し
raspberry Pi3(ラズパイ)でマイクを使う

を参考に

[^shell]
amixer sget Mic
[/shell]
としたが

amixer: Unable to find simple control 'Mic',0

となってしまう

このため
amixer コマンドを調べる

Linux の Audio 機能をコマンドラインで設定

によれば

amixer -c1

でサウンドカード1の情報がみれる

結果は

Simple mixer control 'Mic',0
  Capabilities: cvolume cvolume-joined cswitch cswitch-joined
  Capture channels: Mono
  Limits: Capture 0 - 16
  Mono: Capture 0 [0%] [0.00dB] [on]
Simple mixer control 'Auto Gain Control',0
  Capabilities: pswitch pswitch-joined
  Playback channels: Mono
  Mono: Playback [on]

また
Linuxでマイクの音量が小さいときに、それを上げる方法

amixer -D hw:1

でも同じ結果がでる

Mono: Capture 0 [0%] [0.00dB] [on]

となっているので
これだとマイクボリュームが0

これを100%にする

amixer -D hw:1 sset Mic 100%

を実行すると

Simple mixer control 'Mic',0
  Capabilities: cvolume cvolume-joined cswitch cswitch-joined
  Capture channels: Mono
  Limits: Capture 0 - 16
  Mono: Capture 16 [100%] [23.81dB] [on]

これで録音の音は改良されたけど
ノイズがまだ残っている

原因は録音したときのレートの Hz の数値

arecord -D plughw:1,0 ~/test3.wav

を実行すると

録音中 WAVE '/home/pi/test3.wav' : Unsigned 8 bit, レート 8000 Hz, モノラル
^Cシグナル 割り込み で中断...

となり 8000Hz となる

arecord -Vmono -D hw:1 -f S16_LE -c1 -r48000 test4.wav

とすると

録音中 WAVE 'test4.wav' : Signed 16 bit Little Endian, レート 48000 Hz, モノラル

となり
48000Hz になる

これだと少しトトトトトと音が入っている

Raspberry Pi3で音声録音

を参考に

arecord -D plughw:1,0 -f cd  mic.wav

を実行すると

録音中 WAVE 'mic.wav' : Signed 16 bit Little Endian, レート 44100 Hz, ステレオ

となり
44100 Hz となる

-f cd の設定で 44100Hz となる

acreclrd コマンドのオプションについては

8.1. ALSAによるサウンド機能の実現

を参考に

aplay と arecord のオプションは同じとのこと

arecord -D plughw:1,0 -f cd  mic.wav

を実行したときが一番聴きやすいかんじ

しかしノイズのような音は残るので
あとはマイクの性能によるのかもしれない

LINE Messasging API でメッセージ送信

LINE Messasging API

LINE Messasging APIでメッセージ送信を試してみた

を参考に実践

なお後で調べたら
Messaging APIを始めよう

にドキュメントによれば
QRコードでのログインもできるらしい

まずスマホの LINEアプリで
メルアドとパスワードを設定

ログイン許可にチェックを入れる

https://developers.line.biz/console/
へアクセスしログイン

ユーザ名
メールアドレスを設定

I have read and agreed to the
LINE Developers Agreement
(規約に同意します)
にチェックをいれ

Create my account をクリック

これでアカウントの作成ができるので

次にプロバイダーの作成

下へスクロールし
Create a new provider をクリック

任意の名前を入力
ただしすでに他の人が使っていないものであること

Create をクリック

次にチャンネルの作成

使用するのは
Messaging API なので

Create a Messaging API channel
をクリック

Channel type

Provider
については
デフォルトのままでOK

Channel name には任意のチャンネル名

Channel description には
チャンネルの説明

Category には業種

Subcategory には業種の詳しいカテゴリ

Email address にはメルアド

I have read and agree to the LINE Official Account Terms of Use
LINE公式アカウント利用規約 の内容に同意します

I have read and agree to the LINE Official Account API Terms of Use
LINE公式アカウントAPI利用規約 の内容に同意します

にチェックをいれて

Create をクリック

これでチャンネルが作成されるので

Messaging API をクリックし
QRコードで自分のLINEアプリで友達登録しておく

次にメッセージ送信のテスト

アクセストークンが必要なので
Channel access token(long-lived) の
issue をクリック

これでアクセストークンが発行される

アクセストークンの種類については
チャネルアクセストークン

の公式ドキュメントを参考に

次にIDの確認
これは自分のIDを使うので
Basic settings タブをクリック

Your user ID の部分を確認

ここまでできたら
curl コマンドでメッセージ送信

curl -v -X POST https://api.line.me/v2/bot/message/push \
-H 'Content-Type:application/json' \
-H 'Authorization: Bearer { アクセストークン }' \
-d '{
    "to": "ユーザID",
    "messages":[
        {
            "type":"text",
            "text":"Hello, world"
        }
    ]
}'

これを実行すると

LINEアプリに
hello world
と書かれたメッセージが届く

なおデフォルトでは自動応答メッセージがあり
これを無効にするには
Messaging API をクリック

Auto-reply messages の Edit をクリック

応答メッセージをオフに設定

これで自動応答メッセージがでなくなる

今後の課題としては
LINEトークルームを作成
Google Assistant SDK をラズパイに入れる
google-home-notifier 設定
とやっていけば

【ベビテクDIY】LINEやスマートスピーカーでらくらく家事育児効率化 その2

のように
LINEのやり取りを音声のみでできるいう予定

シェルスクリプトでJSON の処理

シェルスクリプトでJSON の処理

sRemo-R3 で
温湿度や時刻を取得すると
JSONで返ってくるので
これをファイルに保存

なお、これだけでもAmazon Echo で操作することができるけど
自動処理させるのをやりたいので
センサーの代わりに使うことに

curl -H "Authorization: Bearer jgw5E82Ic6BISXjssK4xoKf36XeJIfjHgL53KD69" https://uapi1.sremo.net/user_api/av63hsbsyxq/get_thl > sremo.json


curl の結果を
sremo.json に保存

中身は

{"t":28,"h":45,"l":17}

となっている

シェルスクリプトで json を使うには
jq が必要なので

sudo apt-get install jq

でインストール

bashやshなどのsh系スクリプトでJSON形式のデータを読み込む【サンプルプログラムあり】

を参考に
まずはJSONデータの読み込み

## 1. JSONデータを取得
jsonData=`cat sremo.json`

#echo $jsonData | jq '.t'
temp=$(echo $jsonData | jq '.t')
echo $temp

とすればJSONデータから温度の取り出しと表示ができる

ただし、この結果は文字列扱いのため
数値変換しないと if で操作ができない

jq の tonumberで数値変換が可能とのことだが

expr コマンドを使えば
bash で文字列を数値変換して実行可能

bashで文字列を数値に変換して数値計算する方法

では数値変換による計算の例が載っている

【 expr 】コマンド――計算式や論理式を評価する

では論理式での例が載っている

これを元に

## 1. JSONデータを取得
jsonData=`cat sremo.json`

#echo $jsonData | jq '.t'
temp=$(echo $jsonData | jq '.t')

if [ 'expr $temp >= 25' ]; then
curl -H "Authorization: Bearer APIアクセストークン" https://APIサーバ/user_api/sRemo識別子/send_sig?sig=画面番号-a-n-2-1-4-22
fi

とすれば気温が25度以上になれば
22度設定でエアコンが起動するという処理になる

同じように照度25以上なら消灯するようにするのなら

## 1. JSONデータを取得
jsonData=`cat sremo.json`

illumi=$(echo $jsonData | jq '.l')

if [ 'expr $illumi >= 25' ]; then
curl -H "Authorization: Bearer APIアクセストークン" https://APIサーバ/user_api/sRemo識別子/send_sig?sig=画面番号-l-2
fi

というようにすれば消灯させることができる

こちらは後々人感センサーと合わせて処理すれば
退席したら照明を消すようなものを作成できる

ラズパイとスマートホームコントローラ sRemo-R3

ラズパイとスマートホームコントローラ sRemo-R3

Raspberry PiとNode-redで、リビングに飾れる美しい「スマートホームコントローラ」を作ってみた

を参考に実践

irMagician で赤外線センサーを実験したけど
今使われているリモコンのように多数の赤外線センサーが
あるわけではなく1つだけなので
これだと正確に向きを合わせる必要性があり断念

多方向に赤外線を飛ばすには
スマートリモコンを自作するか
もしくは
対応するパーツを購入し
センサーの代わりに代用するほうが効率的と判断

今回は
sRemo-R3 を購入し
これを赤外線でコントロールするセンサーの代わりに使う

すでに node-red はセットしてあるので

ubuntu のブラウザ
今回は firefox で
http://raspberrypi.local:1880/admin/
へアクセス

すでにログインしているなら数日間は
自動ログインできる

管理者権限でのログインになるので
ユーザを admin

パスワードは

bash nrpiadminpass.sh 任意のパスワード

で設定したパスワードを使用

これでログインできることを確認したら
次に静的 webサーバの有効化

settings.js を変更することで静的webサーバを有効化

cd .node-red/
vim settings.js

で設定ファイルを開き
104行目の

//httpRoot: '/red',

のコメントアウトを外し

109行目の

//httpStatic: '/home/nol/node-red-static/',

    //httpStatic: '/home/nol/node-red-static/',
    httpStatic: '/home/pi/node-red-static/',

と元のコードを残し
パスを変えて保存

cd
mkdir node-red-static
cd node-red-static/
echo "<html><body>Test Page</body></html>" > index.html

でテストページを作成

あとは

node-red-restart

で node-red を再起動し

ブラウザで
http://raspberrypi.local:1880/
へアクセスすれば
テストページが表示される

次にスマートリモコンの設定
これはマニュアルをみて設定する

使用したスマートリモコンは
sRemo-R3

マニュアルについては
リモコン設定と操作(エアコン)

を参考に

次にsRemo Cloud へアクセス
https://sremo.biz/
へアクセス

Login をクリックし
初期設定のときに登録した
メルアドとパスワードでログイン

sRemo 情報をクリック

sRemo識別子を覚えておく

そして元のメニューにもどり
APIアクセストークン
をクリック

新規トークン発行をクリック

これでアクセストークンが発行される
なお1ユーザ1トークンとなるので
わからなくなったら再発行することになる

次に sRemoWebAPI の操作

curl -H "Authorization: Bearer <APIアクセストークン>" https://<APIサーバ>/user_api/<sRemo識別子>/send_sig?sig=0-<リモコン番号>

を実行

例えば

APIアクセストークン
123456789

APIサーバ
uapi1.sremo.net

sRemo識別子
abcdefghij

リモコン番号

なら

 curl -H "Authorization: Bearer 123456789" https://uapi1.sremo.net/user_api/abcdefghij/send_sig?sig=0-1

を実行すると
OK
となる

sCloud-API の利用方法については
sCloud-API利用方法

を参考に

温度 湿度 照度
を取得するなら

curl -H "Authorization: Bearer APIアクセストークン" https://APIサーバ/user_api/sRemo識別子/get_thl

を実行すれば

{"t":27,"h":48,"l":55}

というように
JSON形式で返答される
t が温度
h が湿度
l が照度
となる

時間の取得をするには

curl -H "Authorization: Bearer APIアクセストークン" https://APIサーバ/user_api/sRemo識別子/get_time

を実行すれば

{"t":"2020-08-08 05:47:12"}

というように現在時刻を取得できる

コマンドをコピペして実行したときに

{"error":"invalid_request","error_description":"The request is missing a required parameter, includes an invalid parameter value, includes a parameter more than once, or is otherwise malformed. Check the \"access token\" parameter."}

と出たが
これは ” の部分が全角になっていたため

温度や湿度、照度の取得はできたので
次にエアコンの制御

{画面番号}-a-{ON/OFF}-{モード}-{風量}-{風向}-{温度}
という書式

画面番号1、冷房ON、風量:自動、風向:両方、温度:22℃の場合
リクエストは
https://uapi1.sremo.net/user_api/abcdefghij/send_sig?sig=1-a-n-2-1-4-22
というパラメータになる

ON なら n
OFF なら f

モードは
1 自動
2 冷房
3 暖房

風量は
1 自動
風向き両方なら

温度を22
としているので
コマンドは

curl -H "Authorization: Bearer APIアクセストークン" https://APIサーバ/user_api/sRemo識別子/send_sig?sig=画面番号-a-n-2-1-4-22

としたらできた

エアコンの停止をするには

curl -H "Authorization: Bearer APIアクセストークン" https://APIサーバ/user_api/sRemo識別子/send_sig?sig=画面番号-a-f-2-1-4-22

というように
パラメータを 停止の f を指定して実行すればOK

次に照明

{画面番号}-{家電種別}-{制御番号}
照明 l
TV 5
DVD d
スイッチ s
が家電種別

制御番号は
消灯2
全灯3

画面番号3、TV、ミュートの場合
https://uapi1.sremo.net/user_api/abcdefghij/send_sig?sig=3-t-29
というパラメータになるので
これを参考に実践

curl -H "Authorization: Bearer APIアクセストークン" https://APIサーバ/user_api/sRemo識別子/send_sig?sig=画面番号-l-3

で全灯

curl -H "Authorization: Bearer APIアクセストークン" https://APIサーバ/user_api/sRemo識別子/send_sig?sig=画面番号-l-2

で消灯
となる

とりあえずエアコンの動作、照明のON・OFFは
コマンドから操作できるようになり
部屋の温湿度、照度も
sRemo-R3 で取得できるようになった

取得結果は JSON で得られるので
今後の課題は
シェルスクリプトで定期的にセンサーで取得し
温湿度に合わせて自動でエアコンを動作させること