ClipBucket その2

引き続き、ClipBucketの設定です
今回は、MySQL でデータベースの設定を行います
動画データはファイルとしてサーバー内部に保存されます
タイトル、コメントなどの属性情報は
データベースに格納されるようです
これだけ設定すれば、あとはClipBucketのほうで
インストーラがやってくれるとのこと
なんとも便利です
さて、ここでXAMPPで設定するのですが
すでにセキュアにした場合、
mySQL へアクセス可能なのは
localhost だけになっています
まずは、mysql クライアントを起動します
/opt/lampp/bin/mysql -uroot -p
を実行し、mysql のroot 権限で実行できるようにします
このときに入力するパスワードは、mysql root のパスワードです
続いて
CREATE DATABASE clipbucket CHARACTER SET utf8;
でデータベースを作成し
GRANT ALL PRIVILEGES ON clipbucket.* TO username@localhost IDENTIFIED BY ‘password’;
でユーザ権限を設定
FLUSH PRIVILEGES;
で設定を反映します
あとは、mysql 設定は終了なので
quit
でmysql を抜けます
これで、MySQL 設定は終了です
今回入力した
データベース名
ユーザ名
パスワード
この3つは後でインストールするときに使用します
次に、XAMPP の設定ファイルを変更します
デフォルト設定では
アップロード、ダウンロードに制限がかかっているので
vi /opt/lampp/etc/php.ini
で設定ファイルの内容を変更します
post_max_size = 8M
upload_max_filesize = 2M
の部分を変更します
この部分を好きな値に変更したら、
/opt/lampp/lampp reloadapache
とすることで、
apache のみ再起動します
/opt/lampp/lampp reload apache
とすると、すべて再起動します
ちなみに、Clipbucket の動画配信の視聴をするには
youTube のように
flash-plugin が必要になります
もし、大抵の場合、ネット閲覧のために
インストールしていますが
CentOS などのサーバー用途の場合はインストールしていないことが多いと思います
そんなときには
yum -y install flash-plugin
でインストールできます

rootkit検知ツール導入

今回も引き続き、セキュリティの勉強です
前回
Tripwire 導入
で作成した環境をそのまま使います
今回は chkrootkit を導入するのですが
先に
RPMforgeリポジトリ導入(RPMforge)
を参考に、RPMforge を追加します
その後、
rootkit検知ツール導入(chkrootkit)
を参考にしながら、chkrootkit を導入します
今回は割とスムーズに終わりました
余談になりますが、Linux の操作では
CUIでの操作がメインになりますので
わかりにくいというときには
シェルの操作にAltキーを使おう

viの使い方
を参考にして繰り替えし実行していくと
覚えやすいと思います