ついに、ドル円が86円台まで上昇しました
ここまでくると、介入はどうなるか?ということが囁かれそうです
しかし、すでに各国ともに、わざわざ経済状態が悪いのに
そこから介入するとは思えません
仮に、日銀が介入をしても、円高の流れは変わりません
単独介入は、かつて日銀が行ったことがありましたが
残念ながら効果はほとんどなしです
介入を意味をもつのは、協調介入のときです
有名なのは、プラザ合意ですね
現状の世界情勢では、日本の円安になるように協調介入となるのは
考えにくいと思います
ちなみに、以前のドル円の高値は79円でした
ユーロ円、ポンド円などは下落してはいますが、
以前のような対ドルレートでの暴落はおきていません
クロス円は、ドル円x対ドルレートなので、対ドルの数値が大きいほど
ドル円の振れ幅に影響を受けます
そういった意味では
ポンド円がもっとも影響を受けやすのでしょう
ポンドは、対ドル、クロス円レートともによく動きます
このため、ポンドは予想しにくい通貨とも言えます
逆に、南アフリカランドなどは、対ドルの数値が小さいので
それほど大きな変動はありません
ただ、IMMのポジションで円ロングが拡大しているとの報告がでています
短期では、大きな戻りによって89円程度まで戻る可能性もあります
大きな痛手をくらわないように、ストップは確実につけましょう
本日は米穀市場がおやすみです
そのため、極端な値動きになるかもしれません