今年の9月は円高となりました
いろいろな要因がありましたが、はっきりした要因は不明です
そして、本日、日経平均が1万円を割り込みました
個人的にはまだ下がりそうな予感がします
ということで、株に関しては
売買目的ではなく。あくまで為替での値動きの
情報の1つとしてみています
今回、ユーロ安となっている要因は
今週末のG7でユーロについて協議されるとのことが要因のようです
ただ、本当にこれが議論されるかは微妙ですが
それよりも、ユーロ/ポンドの下落がどこまでいくか
そして、そろそろ豪ドル/ドルの下落はいつくらいか
のほうが気になります
去年は、ドル円が下げたにもかかわらず
クロス円はそれほど下げませんでした
これは、対ドルでの他通貨が上昇していたためです
しかし、その後のドル不足、そして金融機関のレパトリにより
おおきくドル高となり、結果クロス円は総崩れになりました
とくに、一番ひどかったのはポンドでしょう
わずか1年かからずに100円下落しましたから…
そして、このときに短期金利上昇により、
スワップ金利がマイナスになるということがおきました
基本的にスワップは、政策金利ではなく
短期金利ですので、リスクが高くなると金利が上がり
結果としてスワップも変わってきます
このため、スワップ金利が妙な数値になることもあります
今回の相場ですが、去年と似ていると思います
最初に円高ドル安、というより全体的なドル安になり
その後
リスク嗜好の値動きによりクロス円が軒並み上昇
その後、全体的なドル高により
クロス円総崩れというかんじです
今年は、去年のような大幅な変動になるとは思えませんし
さすがに去年のようなドル不足になるとは思いません
しかし、もうじき米企業の決算になりますので
今回、日本企業の決算により円高になったように
逆に米企業の決算でドル高になるかもしれません
思い込みによるポジションの持ち越しは危険です
しっかりストップロスを設定し
市場から退場しないように心がけましょう