中国がドルペッグ制停止を検討しているようです
ちなみに情報源は
得する英字新聞の読み方
です
このメルマガに書いてあった情報をもとに検索してみました
中国、人民元切り上げでバブル退治とドル・リスク軽減へ
という記事を発見しました
それにしても、最近までリスク嗜好だったのですが
今日は一転してリスク回避となりました
90円には買い注文がかなりあったようですが(政府関係らしいですが)
結局は
90円割れになりました
月末にかけてしばらくはかなり動く相場になりそうです
ユーロに関しては特に微妙で
ギリシャ問題で一喜一憂するような状態が予想されます
カテゴリー: FX
今日から夏時間です
今日から取引の時間が夏時間へと変更になります
これにより、経済指標の発表時間が1時間はやくなります
そして、アメリカ市場の始まるのもはやくなります
値動きを始める時間が変わりますので
少し気をつけましょう
円ロングの膨張
CMEの通貨先物市場で、円ロングポジションが
昨年12月の水準まで増えているとの報告がありました
これにより、少し円のロングがたまってきたと思われます
しかし、この警告がでても、即座に円売りになるとは思えません
先週末、リスク嗜好により大幅に上昇しました
しかし、まだ円売りになるには要素が足りません
上昇理由がリスク嗜好のため、中国の景気不安や
ユーロの金融危機が再度発覚した場合、一気に巻き戻しになると
思います
とりあえずは、ピラミッドのように
上昇するごとにポジションを売り増していこうとおもいます
ファンダメンタルと相場の影響
昨日は米国の雇用統計が発表されました
結果として、以前より改善されたような数値だったのですが
リスク嗜好の値動きとなり、ドル安となりました
経済指標や、国家に対する評価は必ずしも通貨高には
つながらないということを再認識しました
本来、ギリシャの問題などを抱えたユーロが売られ
資源国通貨であるオセアニア通貨が買われるような展開と
なっていくと思いますが
投機や思惑などが相場の価格を決めているので
必ずしもこういう値動きになるという基準はありません
依然でしたら、利上げは通貨高でしたが
サブプライム関連の問題が深刻化しはじめたときには
利下げにより下落がおさまる、ということもありました
今回にしても、ある程度のドル円があがってくれば
決算関連により利益確定のドル売りになるとおもったのですが
予想外にドル安にはならず、90円台を維持しました
なかでも、最も意外だったのがポンド円で
対ドルでドルが変われることがなく、ドル安円安
という展開になり、一気に2円以上上昇しました
このように、ファンダメンタルはかならずしも通貨高
通貨安に反映するわけではないようです
ただ、上昇があまりにも急激であること
そして、そのほとんどの結末として
利益確定の売りがでてくるということ
リスク嗜好で作られたポジションであること
週末であるがゆえに、ポジション調整があったこと
以上の点から考えて、来週は売りポジションでいこうとおもいます
買収と思惑と相場の関係
先日、ポンドが反発しました
原因は、英プレデンシャルのAIA
(米AIGの香港子会社)
買収に関しての値動きが原因だったようです
結局、話は破談となったのですが
このときの市場での思惑が大きな要因となったようです
まず、
英プレデンシャルが買収のためにポンドをドルにすると
思われ、ドル買いポンド売りに
しかし、話は破談になったので
ドルを調達する必要がなくなったと思われ
ポジション解消で一転してポンド買いドル売りに
というかんじでした
本来、企業買収には現金そのものを使用することは
少なく
ほとんどは株式交換や借入金になります
そのため、そこまで資金調達することはありません
ただ、今回の相場の流れは、
AIGが関わったのが原因なのでは?
と私は思います
AIGは、サブプライム関連の損失により
政府から公的資金を借りています
このため、現金による支払いの可能性が大きく考えられ
結果としてこういった流れになったのかな?
という感想です
たしか、去年は同様のケースで
米食品大手の会社クラフトが
英キャドバリーを買収し
このときも思惑による値動きでポンド高になりました
このように、短期的であるなら、
買収などに現金返済がからむ場合、相場に影響を与えるようです
さて、明日は1ヶ月に1度のイベント
アメリカの雇用統計です
どのような結果になるかはわかりませんが、
88円以下にストップロスがあつまりつつあるようなので
雇用統計の結果をみてから判断しようと思います
雇用統計のときには、システムが強固でないところは
スプレッドが大きく広がります
慎重なポジションメイクが必要になる日になりそうです
ポジショントーク
最近、市場でのコメントで
大手ヘッジファンドの一部は、ユーロの売りポジションを
拡大し
1ユーロ=1$
のパリティまで下落する可能性が高いとの
コメントがありました
しかし、この発言は
ポジショントークのような気がします
また、この発言をきき
即座に売りポジションを作成してしまうのは
危険です
下がっているときには
大抵ある程度のところで買い戻しによる
ショートカバー+ストップロスの上昇がおきます
以前、ポンド危機により下落した状況と近いのかも
しれませんが
ヘッジファンドがかならずしも勝利するとは限りません
投機で有名なジョージ・ソロス氏がいますが
すべての取引で勝利しているのではなく
年間トータルで勝利しています
これは、基本的に
損失をだすこともあるが、トータルでは
利益がでている
ということです
すべての取引において損失ゼロという人はいままで存在しないと
思います
そして、どんなに著名な人の発言であっても
絶対的な判断基準にはなりません
あくまで参考に、というように受け止めます
~だから下がる
~だから上がる
というのは基本的には分析した人のバイアスがかかります
有名な人の発言であると、どうしても影響がありそうですが
絶対的なものではありません
ポジショントークを聞いたときは
その発言の裏にあるものを探るようにしましょう
ギリシャのゆくえと債券
いまだにユーロ圏内の信用不安が収まる傾向がありません
かつては、ドルに変わる基軸通貨になるともいわれたユーロ
連合国であるがゆえの欠点なのでしょうか?
現状のギリシャでもかなり騒がれていますが
実は、他にも破産予備軍がいます
スペインやイタリアも、かなり怪しい気配です
今後の展開としては、ドルキャリーの終焉
ユーロの信用不安によりユーロ安が勃発すると思われます
すでに、ショートポジションがかなりの
ところまでたまっていますので
多少はショートカバーにより上昇すると思われます
しかし、根本的な問題が解決しない限り
ずるずると長期的におちていくのではないのでしょうか
ユーロについて
wiki に解説があります
リンク先はこちら
wiki ユーロ
中国の利上げとバブル崩壊の関連性
最近、中国の利上げがありました
これをバブル崩壊となるか?
という予測の要因とみているようですが、少なくとも
日本のように
流動性を失わせる法律を作らないかぎり
おなじようにはならないでしょう
以前の日本と同じように中国では不動産の転売が
はやり、それを懸念した中国政府が利上げにより
バブル潰しを考えたと見ています
ただ、日本の場合、
利上げだけでなく、流動性を失わせる法律をつくり
転売ができなくしてしまったのが大きな失敗だったと思います
これらに関する記述が
バブル景気
にて記述されています
ユーロとギリシャ救済?
最近、ギリシャの問題がでているため、そして
ヘッジファンドの大量の売りにより、ユーロドルのポジションは
史上最大レベルの売りポジションへと増大しています
今週のIMMのポジションの量でも
そういった報告がでています
また、同様に円ロング(円買い)のポジション増大も
報告されています
もっとも、どのくらいの量かは見ていないので
あまり詳しくはわかりませんが
ただ、こういった警告がでたら、即座に反転というわけではありません
過去に、円安が極端にすすんだとき
何度も円ショートポジション拡大がいわれ続けましたが
リーマンショックのときに大きく円高へ転換するまで
円ショートは続きました
3月には日本の決算シーズンなので
円高になるのでは?と思っています
ただ、その前にポジション整理で少しは円安に戻すかも?
という状態です
最近のテーマは、リスク嗜好です
それも極端なほどの
ただ、いずれにしてもポジションは決済しないと
利益にならないため、一方通行にはなりません
基本的には、多少の変動をつけてトレンド形成します
ドル円と対ドルの値動きをみて、しばらくはクロス円売りにしてみよう
と思っています
ユーロドルの行方
現在、IMMのポジションで
ユーロ売りポジションが史上最高値まで膨れ上がっている
とのことです
原因は
投機家とヘッジファンドのようです
過去に起きたヘッジファンドがらみの金融危機は
1992年のポンド危機、
1997年のアジア通貨危機
1998年のロシア財政危機
が有名です
しかし、今回はどうなるかは微妙です
ヘッジファンドが必ずしも勝つとは限らないのではないのでしょうか
当然、空売りのポジションなので
買い戻しが入ります
そう考えると
下手に売りは危険なような気がします
ヘッジファンドの敗北した史実はどのくらいあるのか
時間があるときに調べてみようと思います