ファンダメンタルと相場の影響

昨日は米国の雇用統計が発表されました
結果として、以前より改善されたような数値だったのですが
リスク嗜好の値動きとなり、ドル安となりました
経済指標や、国家に対する評価は必ずしも通貨高には
つながらないということを再認識しました
本来、ギリシャの問題などを抱えたユーロが売られ
資源国通貨であるオセアニア通貨が買われるような展開と
なっていくと思いますが
投機や思惑などが相場の価格を決めているので
必ずしもこういう値動きになるという基準はありません
依然でしたら、利上げは通貨高でしたが
サブプライム関連の問題が深刻化しはじめたときには
利下げにより下落がおさまる、ということもありました
今回にしても、ある程度のドル円があがってくれば
決算関連により利益確定のドル売りになるとおもったのですが
予想外にドル安にはならず、90円台を維持しました
なかでも、最も意外だったのがポンド円で
対ドルでドルが変われることがなく、ドル安円安
という展開になり、一気に2円以上上昇しました
このように、ファンダメンタルはかならずしも通貨高
通貨安に反映するわけではないようです
ただ、上昇があまりにも急激であること
そして、そのほとんどの結末として
利益確定の売りがでてくるということ
リスク嗜好で作られたポジションであること
週末であるがゆえに、ポジション調整があったこと
以上の点から考えて、来週は売りポジションでいこうとおもいます

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