ポジショントーク

最近、市場でのコメントで
大手ヘッジファンドの一部は、ユーロの売りポジションを
拡大し
1ユーロ=1$
のパリティまで下落する可能性が高いとの
コメントがありました
しかし、この発言は
ポジショントークのような気がします
また、この発言をきき
即座に売りポジションを作成してしまうのは
危険です
下がっているときには
大抵ある程度のところで買い戻しによる
ショートカバー+ストップロスの上昇がおきます
以前、ポンド危機により下落した状況と近いのかも
しれませんが
ヘッジファンドがかならずしも勝利するとは限りません
投機で有名なジョージ・ソロス氏がいますが
すべての取引で勝利しているのではなく
年間トータルで勝利しています
これは、基本的に
損失をだすこともあるが、トータルでは
利益がでている
ということです
すべての取引において損失ゼロという人はいままで存在しないと
思います
そして、どんなに著名な人の発言であっても
絶対的な判断基準にはなりません
あくまで参考に、というように受け止めます
~だから下がる
~だから上がる
というのは基本的には分析した人のバイアスがかかります
有名な人の発言であると、どうしても影響がありそうですが
絶対的なものではありません
ポジショントークを聞いたときは
その発言の裏にあるものを探るようにしましょう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です