ドバイ政府系企業のドバイホールディングスが返済を再延期しました
たしか、ドバイ関連の貸元は、イギリスだと思いましたが…
ここ最近、金融危機の話がマスコミででなくなってきています
しかし、何も解決していないどころか、むしろ悪化です
かつての破綻した国々のように、借入れ先が見つからないというよりも
むしろ借りた金を返せないという状況になるのがもっともまずいのです
借りてが見つからないのならば、見つからなかったところだけの損失です
しかし、借りて、そして返せないとなると
金融危機は広がっていきます
かつてのサブプライムのときもそうなのですが
どこが、どの程度、デフォルトする負債を抱えているのかが
わからなくなったとき、流動性はなくなっていきます
まさに疑心暗鬼の状態です
現在、ドバイだけでなく、ギリシャなどの債権もどこが
保有しているのかがわかりません
日本の国際もそうなのですが、基本的には
一期に資金を返済せず、借換債を発行して次にまた借ります
しかし、この借換債も発行できなくなると
リスケジュールとなり、最終的にはデフォルトです
金の値段も最近は上昇していくと思われますが
最終的に信用不安が再燃し、借入れなどができなかったりすると
金も売られて資金になります
このとき、金の価格も下落します
今週は各国の金利発表となります
おそらく、金利関連のサプライズはないと思われますが
それでも突発的なニュースには要注意です
介入はおそらくは70円台になってからと思われます
それまでは、口先介入で終わるでしょうから