UDP スキャン
よく使われるUDPサービスは
DNS の53ポート
SMNP の161/162 ポート
DHCP の 67/68 ポート
今回は Metasploitable の 111 ポートのスキャン
nmap -sU -p 111 192.168.1.137
を KaliLInux で実行
wireshark では
ip.addr==192.168.1.137
としてパケットを絞り込んでおく
Staticstics > Flow Graph
で
フロー図を表示
ARPが表示されると見えにくいので
Limit to display filter にチェックをいれる
Flow type は
All Flows のままでOK
これで2つ目までの通信で応答があることで
ポートが開いているのがわかる
次に windows10 のフィルタリングされている53ポートに
UDPスキャンを実行
nmap -sU -p 53 192.168.1.166
を KaliLInux で実行
wireshark では
ip.addr==192.168.1.166
としてパケットを絞り込んでおく
Staticstics > Flow Graph
で
フロー図を表示
ARPが表示されると見えにくいので
Limit to display filter にチェックをいれる
この場合応答はないけど
UDPサービスによっては応答はないけど
サービスが開いていることがあるので
Starting Nmap 7.70 ( https://nmap.org ) at 2020-04-19 07:15 JST Nmap scan report for DESKTOP-GGEV0LD (192.168.1.166) Host is up (0.00029s latency). PORT STATE SERVICE 53/udp open|filtered domain MAC Address: 08:00:27:AB:0B:84 (Oracle VirtualBox virtual NIC) Nmap done: 1 IP address (1 host up) scanned in 0.38 seconds
というように
open/filltered
という結果が
nmap で表示される
次に閉じている2050番ポートへのスキャン
今回は Metasploitable へ行う
nmap -sU -p 2050 192.168.1.166
を KaliLInux で実行
wireshark では
ip.addr==192.168.1.166
としてパケットを絞り込んでおく
Staticstics > Flow Graph
で
フロー図を表示
ARPが表示されると見えにくいので
Limit to display filter にチェックをいれる
すると
ICMPポート到達不能エラーが帰ってくるので
この場合
ポートが閉じていると判断できる
なおUDPはTCPと違って
パケットの到達を保証しないのでスキャン結果には信頼性に欠ける