ラズパイZeroW の画像を NAS へ保存
ラズパイZeroW から NAS へアクセス
でラズパイ3で構築したNASの外付けHDDをマウントできるようになったので
motion やシェルスクリプトで撮影している画像の保存先を
NAS に変更します
で
外付けHDDでNASを構築する方法を記載しましたので
興味があれば参考に
まずは motion の動画と静止画の保存先を変更
なお、各種パラメータに関しては
motionのオプションについて
を参考に
今回は保存先の変更なので
target_dir
の項目を変更
デフォルトでは
/var/lib/motion
現在、NASをマウントしていて
df -h
で
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置 /dev/root 5.7G 4.3G 1.2G 80% / devtmpfs 181M 0 181M 0% /dev tmpfs 186M 0 186M 0% /dev/shm tmpfs 186M 5.1M 180M 3% /run tmpfs 5.0M 4.0K 5.0M 1% /run/lock tmpfs 186M 0 186M 0% /sys/fs/cgroup /dev/mmcblk0p6 68M 23M 46M 33% /boot //192.168.1.208/pizero_photo 916G 47G 870G 6% /mnt/nas tmpfs 37M 0 37M 0% /run/user/1000 /dev/mmcblk0p5 30M 398K 28M 2% /media/pi/SETTINGS1
となっているので
/mnt/nas
に保存するように変更する
motion の設定は
sudo nano /etc/motion/motion.conf
で設定ファイルを開いて変更
nano エディタの場合
ctrl + w で検索できるので
target_dir
で検索し
#target_dir /var/lib/motion target_dir /mnt/nas
というように
もともとの設定を # でコメントアウトしておき
その下へNASの保存先を記述
#でコメントアウトしておけばミスしても修正が簡単になります
これで ctrl + x で終了し
Y で保存
そのまま Enter にすればファイルを上書き保存できるので
これで設定ファイルの変更はOK
次に撮影スクリプトの変更
nano rscamera.sh
でファイルを開き
#!/bin/bash DATE=$(date +"%Y-%m-%d_%H-%M") #raspistill -o /home/pi/rscamera/$DATE.jpg raspistill -o /mnt/nas/$DATE.jpg
として保存
これで実際に保存ができるかを
raspistill -o /mnt/nas/$DATE.jpg
としてみると
少しの時間差のあと撮影した画像が保存されるのが確認できる
なお、WiFi 経由となるため
撮影してもすぐには反映されないので注意