fedora 14 で ffmpeg をソースから

今回の 日経 Linux に、フリーソフトのコンパイルについての記事がのっていたので
復習の意味をかねて実践してみようと思います

今回、ソースから導入したソフトウェアは、フリーソフトの
ffmpeg というソフトです
このソフトは、動画変換ツールで
動画や音声のファイル形式を変換するツールです
最近では、Linux でのソフトのインストールといえば
Ubuntu の Synaptics のようなGUIツールをつかったり
RPM パッケージ
debパッケージ
といったパッケージされたものからのインストールが多いと思います
しかし、最新版のインストールとなると、
やはりソフトウェアのコンパイルからインストールすることが多いと
思います
ちなみに、サーバー構築などでは
ソースからのインストールがメインだと思います
ソースからのインストールを簡単に書くと
1、ソフトの解凍
2、configure コマンドでコンパイルに必要なものをチェック
3、make コマンド でコンパイル
4、make install コマンドで make で作られた
バイナリファイルを配置
といったかんじになります
今回は、やりかたが載っていたので、これを参考に行いました
まず、実行環境ですが、基本に忠実に
Fedora 14 を使います
Fedora14 32bit については、付録OSとしてついているので
これを VMware Player に仮想環境でインストールします
インストール完了後、
必要な開発環境をインストールします
yum -y update
yum -y install yum-fastestmirror
yum -y install nautilus-open-terminal
これで、必要なものを設定
一度ログアウトし、端末の中に開くを有効化
um -y groupinstall “Development Tools”
で開発ツールインストール
yum -y install yasm
でフリーソフト ffmpeg の外部ライブラリ使用に
必要なツールをインストール
cd /usr/local/src/
でインストール予定のディレクトリに移動し
cp /media/Fedora/article/toku3/ffmpeg-0.6.1.tar.bz2 .
で今回、付録に収録されているファイルを cp コマンド
でカレントディレクトリにコピーします
. はカレントディレクトリを示すので、今後指定するときに
この方法を書くと、長いカレントディレクトリのパスを書いたり
今、どこかな?と pwd コマンドで調べる必要性もなくなります
また、今回のパッケージの解凍には tar コマンドを使います
tar コマンドは、圧縮解凍に使うコマンドです
よくある tar.gz ならば tar zxvf で解凍するのですが
今回は tar.bz2 となっているので
tar jxvf ffmpeg-0.6.1.tar.bz2
とします
ちなみに、この操作は管理者権限でおこなわないと、パーミッションの関係で
エラーになります
Linux 関連の解凍は、サーバーなどになるとほぼコマンドから
操作することになるので、
Linux 上での解凍・圧縮方法
という情報が載っていましたので、ここのサイトを
参考に、圧縮解凍の勉強をしておくと、のちのちすごく便利です

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