Linux 版 KindleGen のインストール

Linux 版 KindleGen のインストール

wordpress に Pripre プラグインを入れ
投稿記事を EPUB に変換

これを calibre で変換して kindle 本リリース
という予定だったけど、
リリースできず、先日 Amazon からメールが届きました

原因はサードパーティアプリで
mobi に変換すると
Kindle プラットフォームでは対応していない要素が含まれることがある
とのこと

このため、最新の Linux 版 KIndleGen ver2.9
をダウンロード

kindlegen

展開するためのディレクトリがほしいので

mkdir kindlegen

でディレクトリを作成

今回、解凍するのは
kindlegen_linux_2.6_i386_v2_9.tar.gz

tar.gz 圧縮ファイルを回答するには
tar コマンドを使う
このとき、そのまま回答すると、
カレントディレクトリ、つまり今のディレクトリに解凍されるので
-C オプションをつけて指定のディレクトリに解凍する

これは、解凍するときに様々なフォルダやファイルがあって
わかりにくくならないようにするため

ちなみに、オプションにつけるのは
大文字のCなので注意
小文字の c だと

tar: '-Acdtrux', '--delete' または '--test-label' オプションのうち 2つ以上指定することはできません
より詳しい情報は 'tar --help' または 'tar --usage' で.

とエラーになってしまう

tar コマンドについては
【 tar 】 ファイルを書庫化・展開する(拡張子.tarなど)

にオプションや使い方が載っているので
こちらを参考に

では実際に kindlegen の圧縮ファイルを解凍

 tar xfvz ダウンロード/kindlegen_linux_2.6_i386_v2_9.tar.gz -C ~/kindlegen/

これで kindlegen ディレクトリに解凍される

kindlegen2

でも、このままだと毎回ディレクトリ移動して面倒なので
パスを通しておく

vim .bashrc 

で設定ファイルを開く

なお、vim がない場合

sudo apt-get install vim

でインストールできる

ちょっと使いなれるまで難しめのテキストエディタだけど
ドットインストールで無料で学習できるので
覚えておくと、サーバーの操作にも役立つ
vim入門 (全18回)

vim の操作はおいておいて
.bashrc の編集

これは

export PATH=$PATH:~/kindlegen/

をファイルの最終行に追記する

変更を保存したら設定を反映するため

source .bashrc 

を実行

これで kindlegen コマンドが使えるようになります

実行するには
kindlegen 変換したいファイル名
となります

今回は ubuntu.epub を変換するので

 kindlegen ubuntu.epub

としました

ただ、変換した epub ファイルに問題があるようで
Mobi file built with WARNINGS!
となりました

32bit ではなく 64bit 環境なので

apt-get install lib32stdc++6 lib32z1 lib32z1-dev


32bit 互換ライブラリをいれてみたのですが
結果は変わらず

今後、Mac などでも検証してみる予定

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