Webメールアプリ RoundCube その2

ひきつづき、今回は MySQL での設定になります
まず、MySQL root になるために
/opt/lampp/bin/mysql -uroot -p

パスワードを入力し
mysql>
という画面になります
CREATE DATABASE roundcubeemail CHARACTER SET utf8;
でデータベース作成します
正確には、
CREATE DATABASE roundcubeemail
でデータベース作成し、
CHARACTER SET utf8
が文字コードを設定しています
さらに
GRANT ALL PRIVILEGES ON roundcubeemail.* TO roundcube@localhost IDENTIFIED BY ‘pass’;
でユーザ権限の設定をします
ちなみに、今回作成したのは
GRANT構文の実行権限をもたないユーザの作成をしているようです
基本的に、MYSQL の文字は大文字でかかれますが
小文字でも問題はありません
ただ、見やすさを考えると、大文字にしたほうがよいでしょう
そして
FLUSH PRIVILEGES;
で設定を反映します
これはファイルの変更をして、保存みたいなかんじです
ここまで実行したら
quit
でmysql の画面を抜けます
ここまでの設定で
データベース名
roundcubeemail
ユーザ名
roundcube
パスワード
pass
という設定になりました
次に、テーブルを作成するのですが
これはソースアーカイブを解凍したときにできた
mysqlinitial.sqlというファイルを使えば
楽に設定できるようです
SQlの設定には、SQLファイルを使うことで
SQLを実行する手間が省けるようです
Linux でコマンドで1つ1つ設定していくのを
シェルスクリプトに記述しておいて
スクリプト実行だけですませるのに近いのかもしれません
設定は
cd /opt/lampp/htdocs/roundcube/
で移動してから行います
/opt/lampp/bin/mysql -uroundcube -p roundcubeemail < SQL/mysql.initial.sql でパスワードに pass を入力します たぶん、絶対パスを指定すれば、一度ディレクトリ移動をしなくても 設定できそうですが.... ちょっと興味がでてきたので、.sqlファイルで検索してみました サーチマンさんのサイト
に解説が載っていました
今回の設定に使用した mysql.initial.sql
の中身をみるには
vi SQL/mysql.initial.sql
とします
中身をみるとわかるのですが
シェルスクリプトのように、コマンドの実行が記述されているファイルです
細かく調べたい方は、コマンドの内容をコピペし
google で検索してみるといろいろとでてきますので
興味のある方は行ってみてください
今回、作成した MySQL のテーブルを確認するには
/opt/lampp/bin/mysqlshow -uroundcube -p roundcubeemail
を実行し
パスワードに pass を実行することでみることができます
ここまでで、データベースの設定は終了です
次回から、ようやく設定ができると思ったのですが
残念ながら、今回の日経Linux では
Amazon EC2 での設定は載っているのですが
自宅でのXAMPPでのメールサーバー構築が載っていません
このため、アプリを導入できても
実験ができないという状況です
以前、POP3 のメールサーバーは構築したことがあるのですが
今回使用する IMAP4 では構築経験がありません
このため、まずは今回の実験環境である
fedora 13 32bit の仮想環境をもう一つ用意し
ローカルメールサーバを作ってみようと思います
OP25B対策に関しては
各プロバイダーにより設定がかわる上に
ルーターによっても変わるので
再現性の難しさから今回は省きます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です