rapiro の音声制御その1
使用するのは RaspberryPi type
type B+ だと Rapiro をちょっと改造する必要があるので
面倒なら type B のほうがおすすめ
なお、Rapiro の頭部に入れるので、ケースは不要
そして Rapiro
Rapiro に関しては電池よりもACアダプタを使ったほうが楽
これはスイッチサイエンスで購入可能
ACアダプター 6V/3.8A(ACコード付)
まず
USBオーディオデバイスの音響4
を差し込む
これを使い、マイク入力ができるようにする
マイクについてはiBuffalo のマイクを利用
差し込んだら
lsusb コマンドで利用可能なのかを確認
lsusbの実行結果は
Bus 001 Device 002: ID 0424:9514 Standard Microsystems Corp. Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub Bus 001 Device 003: ID 0424:ec00 Standard Microsystems Corp. Bus 001 Device 004: ID 0d8c:013c C-Media Electronics, Inc. CM108 Audio Controller Bus 001 Device 005: ID 2019:ab2a PLANEX GW-USNano2 802.11n Wireless Adapter [Realtek RTL8188CUS]
結果の中の
Bus 001 Device 004: ID 0d8c:013c C-Media Electronics, Inc. CM108 Audio Controller
がUSBオーディオ
そして
Bus 001 Device 005: ID 2019:ab2a PLANEX GW-USNano2 802.11n Wireless Adapter [Realtek RTL8188CUS]
が無線LANのアダプター
次にオーディオデバイスの認識を調べたいので
arecord -l
を実行
結果は
**** ハードウェアデバイス CAPTURE のリスト **** カード 1: Device [USB PnP Sound Device], デバイス 0: USB Audio [USB Audio] サブデバイス: 1/1 サブデバイス #0: subdevice #0
で認識もOK
なお、録音にはデバイスを指定する必要があるので
これをやらないと後で困りそう
次に録音
これは arecord コマンドを使う
実行するときに
hw:1,0
をつけるとうまくいかないみたいなので
arecord -D plughw:1,0 -f S16_LE -r 16000 test.wav
を実行
すると録音が開始される
なお録音の中止は
ctrl + c
で修了
とりあえずテストなので
石焼き芋うま
というかんじで適当でOK
これを再生する
aplay test.wav
しかし、機械のような音しか聞こえないので
音量の調整をすることに
まずはオーディオデバイスの有線順位を確認
cat /proc/asound/modules
実行結果は
0 snd_bcm2835 1 snd_usb_audio
なので、これを元に調整
amixer コマンドで
-c オプションサウンドカードの番号が必要なので
今回調べた番号を使う
amixer -c 1 sset 'Mic'10%
これで再度録音
結局のところ、イヤホンがうまくはまっていなかっただけみたいだった
あと、デフォルトだとUSBではなく
Raspberry PI 本体のステレオミニジャックになるので
USBで再生するのなら
aplay -D plughw:1,0 test.wav
となる
次回、音の標準出力先を変更予定