いつかみたような相場

つい最近、大幅な円高になりました
NYダウは一時1000$を超える下げ幅とのこと
まぁ1000$下げた要因は、発注ミスらしいですが
そういえば、過去にジェイコムの株の誤発注というものがありました
今回の下げたときの要因はいろいろとあるようですが
やはり、ギリシャの問題は解決されそうもないような気がします
以前、ロシアでデフォルトしたときにも、一時はIMFやいろいろな国から
支援がありましたが、結局はデフォルトでした
同じ状況になってしまうとは限りませんが、原因と対策が
できていない限り、結局は同じことの繰り返しでは?
そう思っています
ユーロに加盟している国には、まだポルトガルやスペインといった
国がどうなるか?
こういった懸念材料があるため、一時的反発があっても、
再度きつい下げがくることを考えたほうがよいと思います
かつて、2007年にポンドは250円まで上がっていましたが
リーマンショックの後、230円程度まで下げました
その後、ドル円が下げているときに、対ドルレートでの
上昇が続き、そこまでひどい結果にはならなかったのですが
今度は対ドルレートで下げてきたため、クロス円は全般として
暴落しました
クロス円は、所詮派生レートで
対ドルレート x ドル円 
の計算式ででています
このため、ドル円の値動きを強く受けますし、
対ドルレートの大きい通貨は、その分影響を受けます
過去の状態では、NZドル、豪ドルは対ドルはそこまで大きくなく
比較的安定した値動きでしたが、ここ数年間の対ドルでの
上昇により、かなり大きく動くことになりました
以前、私の知人で
1$=100円が適正という人がいましたが
それは本人の思い込みです
そして、為替レートが大幅に円高になっても
世界が崩壊するわけでもありません
もっとも大きな変化はおきるでしょうけど
かつて、ルーブルはデフォルト後、通過は1/4になりました
ポンドは、ソロス氏率いるファンドにより
100円以上下げました
適正な通貨レートというものは、
あるようでないものです
レバレッジを下げて3倍にしても、ロスカットはされます
これから、いろいろな金融危機の材料はでてくると思いますし
いずれ中国のバブルも崩壊すると思います
金融危機は、必ず前兆があるようです
サブプライムが本格化する前、その好景気が何により
もたらされているかを探るようにすれば、危機回避ができるかもしれません

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