WebIOPi インストール
離れた場所から機器を遠隔操作するには
テレビのリモコンみたいに無線を使う
無線で行うには
受信機
送信機
が必要になる
通常は回路設計とか欲しいけど
raspberry pi ならネットワークインタフェースを使うことで
送信機
受信機
をソフトで実現できる
受信機はサーバーみたいなもの
これはGPIO制御プログラム
もしくは
WebIOPi を使う
送信機はクライアントみたいなもの
一番簡単なのはブラウザでのアクセス
今回はWebIOPi を使う
WebIOPi はオープンソースの
Raspberry PI 用GPIO制御フレームワーク
WebIOPi は python で書かれていて
Webサーバー機能が標準搭載されている
このためブラウザでアクセスすれば
GPIOポートの制御ができる
また、REST API 対応しているので
java script でREST APT へアクセスすることで
GPIO ポートの制御ができる
まずはWebIOPi のインストールだけど
ver 0.7 だと一部機能が使えないとのことなので
ver 0.6系をインストール
今回はソースからインストールするので
必要なファイルをダウンロード
wget http://webiopi.googlecode.com/files/WebIOPi-0.6.0.tar.gz
次にファイルの展開、コンパイル、インストール
インストールするときにはスクリプトをつかうので
依存関係にあるものは自動でインストールされる
tar zxvf WebIOPi-0.6.0.tar.gz cd WebIOPi-0.6.0/ sudo ./setup.sh
次に WebIOPi の起動
sudo /etc/init.d/webiopi start
これでも起動できるけど毎回電源をいれたら
自動で起動させたいのなら
sudo update-rc.d webiopi defaults
を実行する
さらに一般ユーザ権限の pi でもコンテンツアップロードできるように
webサーバーのDocument Root の
オーナーを変更しておく
sudo chown pi -R /usr/share/webiopi/htdocs/
次に raspberry pi のIPアドレスを調べておく
ssh で遠隔操作しているなら問題ないけど
IPがわからないのなら
ifconfig
で調べることができる
これで準備できたので
スマホやPCのブラウザで
http://192.168.1.198:8000/
というように
http://raspberry Pi のIPアドレス:8000
でアクセス
IDとパスワードを聞かれるので
ユーザ名 webiopi
パスワード raspberry
を入力するとページが表示される