WiringPi でLEDの制御
仮想ファイルにアクセスすればGPIOを制御できるけど
手順が複雑になる
このため WiringPi に付属している gpio ユーティリティを使うことで簡単に操作できる
まず gpio mode コマンドで
GPIOポートのモード
つまり入出力の方向を設定する
引数の mode の後に設定したいGPIOのポート番号と
in out などのモードを設定する
信号を出力してLEDを光らせるのなら
モードは out になる
また、オプションの -g をつけることで
GPIOポート番号で指定できる
-g オプションをつけないと
WieingPi の独自の番号になる
つまり、モードの構文は
gpio -g mode GPIOポート番号 モード
となる
今回はLEDを光らせるので
gpio -g mode 4 out
となる
これでモードの指定はできたので
gpio write コマンドで出力する
引数の write の後に
GPIOのポート番号
と
出力する値
を設定する
構文は
gpio -g write GPIOポート番号 値
となる
今回なら
gpio -g write 4 1
これを実行するとLEDが点灯する
また
gpio export コマンド
gpio unexport コマンド
を使うことで
GPIOポートの仮想ファイルの読み書きができる
これらは -g オプションをつけずに実行する
構文は
gpio export GPIOポート番号 モード [/shell と gpio unexport GPIOポート番号
となる
今回なら
gpio export 4 out [/shel] と gpio unexport 4
となる