raspberry pi で動画撮影
Raspberry pi 専用カメラモジュールを使うことで
1080pk
1920 x 1020 ピクセル
で動画を撮影できる
今回も使用したのは
ラズベリーパイ カメラモジュール Camera Module for Raspberry Pi
USB接続のカメラでも動画撮影できるけど
こっちだと 320 x 240 ピクセルぐらいでカクカクになる
動画撮影には
raspivid コマンドを使う
-o オプションで保存したいファイル名を指定する
.h264 拡張子で保存すればH.264 形式の動画ファイルになる
そして -t オプションで撮影する時間をミリ秒単位で指定する
1秒は 1000ミリ秒なので
10秒撮影したいのなら
-t 10000
となる
構文としては
raspivid -o 保存したいファイル名.h264 -t 撮影したいミリ秒
となる
コマンドの例としては
raspivid -o video.h264 -t 10000
これで video.h264 ファイルが作成される
撮影した動画を raspberry pi で再生するには
omxplayer コマンドを使う
これは標準でインストールされているので
そのまま使える
omxplayer 再生したい動画ファイル名
で再生できる
今回なら
omxplayer video.h264
なお、これはディスプレイにHDMIで接続してあれば
リモートでも表示することができる
今回はSSHで ubuntu からログインして再生したけど
問題なく再生できた
H.264 形式の場合
Raspberry Pi のGPUに
H.264 再生支援機能があるのでなめらかに再生できる
ただ、標準で動画撮影すると
高解像度なため、10秒程度で20MBになってしまう
このため -w で幅 -h で高さを指定して
解像度を調整する
もし 320 x 320 の解像度にするなら
raspivid -o video.h264 -t 10000 -w 320 -h 320
また -b オプションでビットレートの設定ができる
指定する単位はビットなので
10MBits/s
なら
-b 1000000
50KBits/s
なら
-b 50000
となる
例を書くと
raspivid -o video.h264 -t 10000 -w 320 -h 320 -b 50000
ただし、ディスプレイに表示されるのは変換前の状態なので
変換した状態で表示したいのなら
-e オプションをつけて実行
raspivid -o video.h264 -t 10000 -w 320 -h 320 -b 50000 -e