英国中央銀行の国債買い?

今日の朝は、G20で具体的な解決策がなかったため、
失望感から先週末の上昇分をなくすような暴落に・・・
なんか、毎回G20のときにはこんな感じですが・・・
そのまま、円高になるとおもったのですが
今日の応酬時間には株式市場が上昇したため、ユーロドルが上昇
さらに、ストップロスを巻き込んで
1.3000を越えました
やはり、大台にはストップロスが多いため、
抜けてくるとあっさりと上昇してしまいます
そして、英国中央銀行が20億ポンドの国債を買い取るらしく
これが原因でポンドドルが上昇したみたいです
しかし、中央銀行の国債引き受けって
過去にハイパーインフレを引き起こしたようなきがしましたけど
大丈夫なんでしょうかねぇ
日本は過去に中央銀行の国債引き受けをして
赤字国債乱発して、結局ハイパーインフレになってデフォルトしたと
記憶してますけど
国債を中央銀行が引き受けれるようになると
モラルハザードになりやすくなるんで
そのあたりが心配です
まぁそんな考えはさておき、
ポンドドルが上昇してます
今週は、FOMCがあるので、あとはその結果(とはいっても織り込み済み?)
に気をつけましょう
こうやって上がっている時に
何か下がる要素がでてくると、すさまじい勢いで下がりますから

円高の要因探し

今日は大幅に円高になりました
昨日の夜、GMが経営継続に疑問があったり
米国の金融機関の格下げがあったり、
さらには、インターバンクのシステムが異常をきたしたりと
まぁいろんなことがありました
しかし、NYのシステムがダウンしたのは驚きです
かつて、ライブドアショックとよばれたときに、
東証のシステムがダウンしたことがありましたけど、
まさか、アメリカでそんなことが起きるとは思いませんでした
NYダウの下げ幅は、ついに6000ドル台にまで下げました
まぁ正確には6500ドル台ですが・・・
GMが破綻しそうだから救済されるのではないのか、という
考えが広まっているみたいですけど
もしかしたら、大きすぎて潰せないので、
かつて破綻した巨大ヘッジファンドのLTCMのように小さくしてから解体
というパターンもあるかもしれません
あと、昨日はイギリスの政策金利が発表され、ついに0.5%になりました
そして、ユーロ圏の政策金利も同じく昨日発表されました
ユーロ圏は1.5%ですが、まだ下げる可能性はありそうです
この1.5%はいままでにない数値ということなので、
それほど悪化しているとも診れます
本日はアメリカの雇用統計がでます
まぁ悪いっていうのはすでに織り込み済みなので、あとはどの程度市場予想と
乖離しているか、これが値動きのポイントになりそうです
通常、こういった経済指標が悪いと通貨安になるんですけど
最近はいろいろな要素があるので、一概にはいえません
とくに、去年のリーマン破綻あたりから
レパトリエーション(資金還流)が起きているので
経済状況が悪いのに通過高になることはありますので、要注意です
ちなみにレパトリといってます(笑)
まぁ金融機関が破産しないように、もっている資産を叩き売りにして
現金にしているから、株安とかになるけど、通過だけはあがることがあります
さて、3月は優待目当てに株を購入する人もいますので、
株安はそんなにひどくはないかもしれません
(今月は)

AIGの負債はかなりありそう・・・

昨日、AIGの決算が発表されました
かなりの赤字ですね
原因は、保有しているCDSが原因のようですが・・・
CDSは、金融派生商品で
詳しくは
wikipedia

で調べて診てください
とりあえず、これによりAIGが信用保証できなくなると、
かなりヤバいことになります
かつての日本のバブル崩壊のときもそうでしたが
連鎖倒産を引き起こすリスクがあります
それも、銀行も含めて・・・
ただ、このような状況になってくると、
矢継ぎ早に政府が対応策をだしてくることが多くなり
非常に相場が乱高下するということになります
そして、過剰な期待により
急速な反発、そしてその後の利益確定による暴落が繰り返されます
安易に円安になったから株高になるとはおもわず
利益をこまめに確定していく方がよいと思います

ドル円よりクロス円のほうが動きそう

最近は、ドル円が小幅な値動き
逆に、クロス円は大きな値動きになっています
これは、主に対ドルレートでドル高になっているからのようです
現在、アメリカでは今週の日曜にシティバンク、バンクオブアメリカが
ほぼ国有化状態になりました
そして、今後のことを考えると
シティの持っている資産を売却し、現金のドルに換金していくのではないのでしょうか
まぁいわゆるドルのレパトリですね
同時期に、日本企業の決算による日本円への外貨から円に変える円買いがあります
となると、シティなどの資産売却 vs 日本企業の円買いみたいなかんじですかね
ほとんどの年は、3月には円高に傾くみたいですけど
今年は微妙な展開です
また、今回のオバマ大統領の政策を実効するには
大量の国債発行をすると思われます
日本、中国に国債を買ってもらうのかはわかりませんが
米国債の入札のためにドルを調達することで
必然的にドル買いになるんじゃないのかな?と思います
日本も日本国債を大量に発行するみたいですけど、
これはおそらくは国内の銀行なんかが買うと思います
ユーロ圏は、どうやら大量の国債は発行しないみたいです
たしか、ユーロ圏では、マーストリヒ条約とかいう項目があって
無闇に国債は発行しないと思います
こういった点から考えてみると、
ユーロが一番下がりそうな気がします
そして、前回の最安値の対ドルレートを割り込んで、1.2000を割ると
ストップロス(ロスカットの指値)を巻き込んで大きく下げそうです
最近は円安になってきてはいますが
アメリカの景気がよくなって円安(ドル高)ではなく、資産処分によるドル高みたいなので
当面株価は下げそうな雰囲気です
そして、問題は円安になっても、海外にものが売れていないため
円安になっても仕入れ価格が上がるだけですから、赤字がひどくなりそうです
現状で足りない情報は、国債関連です
もう少しこのあたりの情報を調べてみたいと思います

再燃する円高の可能性

金曜日~土曜日の朝にかけて
シティグループとバンクオブアメリカの国有化の話がでました
その結果、ドルは売られ、94円だったドルは92円へ急落
得に、欧州通貨に対しては大きく売られることになりました
現状のドルの上昇している要因は
オバマ政権による期待感ではなく、金融機関の資産処分による
資金還流ともいわれています
そういえば、かつて日本がバブル崩壊をしたときでも
79円まで円高になりました
そう考えてみると
このときも日本企業の資産投げ売り+資金還流で円高だったのかなぁ
と思ったりします
たしか、バブル崩解が1990だったと思いますので
そう考えてみると
リーマンの破綻とかで去年あたりから本格化したアメリカの住宅バブル崩解
これによりドル安と考えるのは安易なのかもしれません
アメリカも海外の資産をたくさんもっていそうなので
一時は世界のシティバンクなんて言われていたぐらいですから
相当な資産の投げ売りもあるのかもしれません
こう考えてみると、どこのあたりに資産があるかを
推測することで、こういうときの通貨の流れを読むことができるかもしれません

ここ最近の円安要因は?

ここ最近、円安へ向かいました
これは報道にある辞任とは別に、どうやら米国債の入札もあるようです
米国債入札ともなれば、当然のごとく外貨を調達するので
円安になりますから
あとは、機関投資家のストップロス(損切り)を巻き込んだようです
ただ、当然円安になると、決算を控えた企業が円に戻すので
これが円高要因となるのです
ただ、円安になっても、いままでのように海外に輸出ができているのではないため
、円安=株高にはなりにくいようです
どちらかというと、円安に向かうことで
逆に景気悪化するような気がします
いままでは、輸出が輸入量を上回るので円安でもなんとかなります
しかし、これが逆になると、物価があがり、大変になります
日本、アメリカともに失業率が増えるのは時間の問題ですね
毎週木曜に、米国の新規失業保険申請数が発表されるので
それを見ると、どのくらい増えているかが実感できると思います
GMを生き延びさせるために、米国政府が大量の公的資金(税金)を使っています
しかし、結局はGMが生き延びるには、大量のリストラになるでしょう
どのみち、失業率の悪化は避けれません
でも、救済したばあい、幹部は生き残り、従業員は切り捨てです
日本企業でも最近はリストラがすさまじいことになっています
ただ、問題に思うのは
最終的に企業は人で動きますので、そこまでリストラしておいて、
今後まともに機能するのか? です
日本企業は、これから円高でも利益がでるように変わっていかないと
いずれ円安になったとしても、また同じことの繰り返しになりそうです

今日の値動き

今日は、朝にオーストラリア上院で、
否決された法案を再審議した結果、
法案可決となり、豪ドルが上昇しています
また、ポンドについても、週末に開かれるG7で
ポンド安について協議されるという報道があったらしく
それが原因で上昇しています
全体的に、週末ということ、G7があることにより
ショートカバーにより、売りポジションが決済されているのが
理由のようです
ここ最近の値動きをみていると、
週末には売りポジションを手仕舞いし、
週初めにまた売り始めるというパターンになってきています
このパターンがいつまで続くかはわかりませんが
金融不安に対する懸念が残る限りは続きそうな気がします

今日の値動き

本日は、
豪ドルが朝の雇用統計がよかったため上がっていましたが、
午後になって景気対策が国会で否決されたことで、暴落
そして、欧州株が下落幅を拡大し、ユーロが売られています
今夜は新規失業保険申請数が発表されます
あと、小売の結果も
これらが悪いと、今日の夜はどうしようもなく下げそうな気がします
新規失業保険申請数は、毎週木曜日の発表ですから、
これからリストラが進むと考えると、やはりあまりいい結果がでるとは思えません
しかし、重要なのは予想との乖離です
あらかじめみんな悪いと思っている予想範囲なら
対した反応はありません
いちばんやっかいなのは、予想外の展開です
想像以上の悪さで、解決策が見当たらないと、すさまじく下げます
逆に、先週のように、なにか期待するものがあると
解決策がだされるという「思いこみ」で急反発します
間違えたとおもったときには、迷わずに損切りしましょう
売りを仕掛けて失敗したら、一旦撤退し、もう一度崩れたのを確認して
再度仕掛けましょう
重要なのは、一回で大きなポジションを作って勝負するのではなく
確実に利益を得て、損失を抑えることです

週末はG7、ファンド関連に注意

今週末は、G7を控えるため、荒っぽい値動きが予想されます
たぶん、何か解決策がでるとは思えませんが・・・
それでも、週末になるとリスク回避のため、
いちどポジションを決済することがおおいため、
ショートカバーにより、叩き売りになっている通貨が
買い直される、ということも考えられます
最近の値動きは、混乱時によくみられる
「わらにもすがる思い」です
根本的な原因はまったく解決していないと思います
しかし、金融法案が可決、という記事
G7で金融危機について話し合うというと、一気に反転します
そのかわり、発表された後に、失望感で叩き売りになります
この時期に長期投資でいいから、という理由でおこなうより
経済の底入れを確認してから資産を購入するぐらいでいいと思います
たしかに、現状の状況はチャンスなのかもしれません
しかし、それはしっかりとした分析ができること
そして、それが失敗しても耐えきれるだけの資金があること
これらがない場合には当てはまらないような気がします
配当金を目当てに買っても
業績悪化により減配、無配となるという可能性もあります
利益がでていると思って買っても、黒字倒産することもあります
重要なのは、勉強して、さらに研究することです
初心者でも簡単に勝てる投資はおそらく存在しません
人間である以上、欲望はつきませんから、失敗もおきます
重要なのは、楽して大金を稼ぐのではなく、
資金をいかに効率よく増やし、損失を減らすか、です
街角で売られている雑誌は、あくまで参項です
ひとつの手段だけで勝てるなら、誰も働きません
本にかかれている手法は、根本的に著者にとっての最適の手法であり
万人にたいして有効な手法ではありません
重要なのは、自分にあった手法をみつけることです
例えば
会社に働きながらであるなら、日本株のデイトレはできません
でも、スイングトレードはできますし、
24時間取引できるfX、CFDなどは取引できます
企業分析が得意なら、中期投資ということもできます
重要なのは、自分にあった金融商品を選ぶことです

10日の金融法案発表後に注意

今日の朝、金融法案の発表は明日になると報道されました
また、バッドバンク構想に民間銀行がくわわるということも
マイナスに働いたようです
先週末に経済指標悪化にもかかわらず、
この悪化により、法案がスムーズにすすむとの思惑が
あるようですが、どうもその後に下がるような気がします
週末まではいろいろな指標がでてきます
今週の状況を考えると、期待しすぎな気がしますが・・・