ユーロ/ドルとユーロ円

最近は、ドル円は円高となっていますが
クロス円に関しては、さほど円高にはなっていません
これは、対ドルレートで上昇しているためです
この場合、もっとも暴落するリスクの高いのが
対ドルレートが崩れ始めたときだと思います
今日のポンド円の暴落は、ポンド/ドルが暴落したことが
要因となっています
基本的に、クロス円の算出方法は
対ドルレート x ドル円
となっています
ドル円は 91円からあまりかわっていませんが
ポンド/ドルは大きく値下がりしています
昨日は
ポンド/ドル 1.64 ぐらいでしたが
今日は 1.63程度になっていました
このため、ドル円がそうたいして変わらなくても
1.64 x 91.2 = 149.5
1.64 x 91.2 = 148.65
というように、大幅に変わってきます
もっとも、ポンド円の場合、
ユーロ/ポンドなども微妙にかかわることもありますが
ここ最近、リスク嗜好によるドル売りにより
対ドルレートでドル安がおこっていました
逆に考えると、なにか要因があれば
巻き返しにより円高、ドル高となります
株価とはことなり、ある一定のレンジで為替は推移します
かつてのアジア通貨危機のときのタイ・バーツとは異なり
ドルはいまだに基軸通貨となっているため
よほどのことがない限り、叩き売りにはならないでしょう
さて、本題のユーロ円とユーロ/ドルですが
最近、為替のニュースで、ユーロ/ドル
高値更新と聞きますが、少々ペースが早いと思います
最近、日本の報道ではあまり言われませんが
まだ金融危機は解決したわけではありません
欧州の金融危機も終わったわけではないのです
さきのポンドのように、ユーロも下落する危険性があります
ユーロ/ドルの値動きに注意し、取引した方が無難そうです
仮に、ユーロ円が暴落すると考えると
2とおりは考えることができます
★パターン1
ユーロ/ドル安、ドル円高
1.455 x 92 = 133.86
★パターン2
ユーロ/ドル高、ドル円安
1.48 x 89.9 = 133.05
もっとも、現在の状況では、リスク回避となった場合
ユーロ/ドル安、ドル円安となることもありうるので
1.42 x 86.9 = 123.39
という予想もできます
最近、好調なユーロ円のロングですが、ストップをつけて
大損はしないようにこころがけましょう

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