Linuxコマンドの定期自動実行

Linuxコマンドの定期自動実行
Linuxの管理ツールの多くは
自動実行機能の
cron
を使っている
cronを、使うときのポイントは
設定ファイルとディレクトリの構成
定期実行するコマンドのcronへの登録
cron によるコマンドや
スクリプトの定期自動実行の設定は
/etc
の下にある
cron,hourly
は毎時
cron.daily
は毎日
cron.weekly
は毎週
cron.montly
は毎月
というように指定したディレクトリごとにより自動実行される
管理ツールがインストール時に
スケジュール実行するスクリプトを配置するのも
これらのディレクトリになる
毎時実行するスクリプトは
/etc/crontab
の設定で起動される
/etc/cron.d は
/etc/crontab
と同じ書式の設定ファイルを配置するディレクトリ
コマンドやスクリプトの実行条件の詳細設定をするには
/etc/cron.d/
の下に設定ファイルを作成することになる
cronの書式は
分 時 日 月 曜日 実行ユーザ名 コマンド
という書式になる
分 時 日 月 曜日
については
分 0-59
時 0-23
日 1-31
月 1-12
曜日 0-7で7が日曜日
となる
数値ではなく * にするとすべてという意味になる
例えば
分のところを * にすれば、毎分という設定になる
あと、気をつけるべきなのがコマンドの設定
cron の環境変数はユーザシェルとは違うので
コマンドはフルパスで書くようにする
もし、NTPサーバーに10分おきに同期するなら
10 * * * * root /usr/sbin/ntpdate NTPサーバー
となる

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