円ロングの膨張

CMEの通貨先物市場で、円ロングポジションが
昨年12月の水準まで増えているとの報告がありました
これにより、少し円のロングがたまってきたと思われます
しかし、この警告がでても、即座に円売りになるとは思えません
先週末、リスク嗜好により大幅に上昇しました
しかし、まだ円売りになるには要素が足りません
上昇理由がリスク嗜好のため、中国の景気不安や
ユーロの金融危機が再度発覚した場合、一気に巻き戻しになると
思います
とりあえずは、ピラミッドのように
上昇するごとにポジションを売り増していこうとおもいます

便利なWeb API

最近は API について調べています
ここでは、代表的なAPIについて書き込んで置こうとおもいます
まず
Yahoo! JAPAN API
主なAPIは
Yahoo!検索Web API
Yahoo検索結果を取得できる Web検索だけでなく、画像
動画、関連検索キーワードも含む
Yahoo!ニューズ API
Yahooニュースのトピックス情報を取得できる
関連情報等も取得でき、過去のニュース検索も可

テキスト解析Web API

文章を要素ごとに分解、それぞれの読み方、登場回数などをつけて返す
などが可能な文章解析API
などなど
つづいて
Google API
主な機能として
Gppgle Maps API
ルート検索、衛生写真、軽度・緯度が入ったXML機能がある
ドラッグ可能な地図情報を提供
Google Adwords API
アドアーズ広告を管理する機能
Google AJAX Search API
Google検索機能をWebサイトに搭載できる
Google DATA API
Google スプレッドシート、カレンダーなどのデータを
やりとりできる
などなど
ほかのAPIですが
TwitterAPI
Twitter の投稿、検索、メンバー管理、アカウント管理など
Twitter で使える機能のほとんどがあるようです
そして、インターネットショッピングで有名なAmazon
Amazon API
日本を含む世界中の商品情報を取得できます
Amazonアソシエイトプログラムと併用すればアフィリエイトサイトもつくれる
みたいです
また、会員登録が必要になりますが
リクルートWebサービス
リクルートが保有するデータベースを外部から利用できます
ホットペッパー、海外旅行検索のエイビーロード
などのデータベースを取得できるようです
また、お店の情報でしたら
ぐるなび Webサービス
もあります
このAPIを使うことで、飲食店データベースにアクセスし
店舗情報をえることができます
また、クリック証券でAPIが取得できるようです
(取引口座開設する必要性がありますが)
クリック証券 はっちゅう君プラス
いろいろな企業でAPIが公開されていますので
プログラミングを学習し、自分独自のサービスを展開するのも
おもしろいかもしれません

ファンダメンタルと相場の影響

昨日は米国の雇用統計が発表されました
結果として、以前より改善されたような数値だったのですが
リスク嗜好の値動きとなり、ドル安となりました
経済指標や、国家に対する評価は必ずしも通貨高には
つながらないということを再認識しました
本来、ギリシャの問題などを抱えたユーロが売られ
資源国通貨であるオセアニア通貨が買われるような展開と
なっていくと思いますが
投機や思惑などが相場の価格を決めているので
必ずしもこういう値動きになるという基準はありません
依然でしたら、利上げは通貨高でしたが
サブプライム関連の問題が深刻化しはじめたときには
利下げにより下落がおさまる、ということもありました
今回にしても、ある程度のドル円があがってくれば
決算関連により利益確定のドル売りになるとおもったのですが
予想外にドル安にはならず、90円台を維持しました
なかでも、最も意外だったのがポンド円で
対ドルでドルが変われることがなく、ドル安円安
という展開になり、一気に2円以上上昇しました
このように、ファンダメンタルはかならずしも通貨高
通貨安に反映するわけではないようです
ただ、上昇があまりにも急激であること
そして、そのほとんどの結末として
利益確定の売りがでてくるということ
リスク嗜好で作られたポジションであること
週末であるがゆえに、ポジション調整があったこと
以上の点から考えて、来週は売りポジションでいこうとおもいます

便利なショートカットキー

Windows の操作にショートカットキーがありますが
Linux にもショートカットキーはあります
これがとても便利で
家ではなく、車の中で調べたり、電車のなかで
パソコンを操作するときにとても役立ちます
キーボードショートカット集(Fedora,Ubuntu,CentOS)
にいろいとと載っていましたので
他にもあれば書き込んでいこうと思います

買収と思惑と相場の関係

先日、ポンドが反発しました
原因は、英プレデンシャルのAIA
(米AIGの香港子会社)
買収に関しての値動きが原因だったようです
結局、話は破談となったのですが
このときの市場での思惑が大きな要因となったようです
まず、
英プレデンシャルが買収のためにポンドをドルにすると
思われ、ドル買いポンド売りに
しかし、話は破談になったので
ドルを調達する必要がなくなったと思われ
ポジション解消で一転してポンド買いドル売りに
というかんじでした
本来、企業買収には現金そのものを使用することは
少なく
ほとんどは株式交換や借入金になります
そのため、そこまで資金調達することはありません
ただ、今回の相場の流れは、
AIGが関わったのが原因なのでは?
と私は思います
AIGは、サブプライム関連の損失により
政府から公的資金を借りています
このため、現金による支払いの可能性が大きく考えられ
結果としてこういった流れになったのかな?
という感想です
たしか、去年は同様のケースで
米食品大手の会社クラフトが
英キャドバリーを買収し
このときも思惑による値動きでポンド高になりました
このように、短期的であるなら、
買収などに現金返済がからむ場合、相場に影響を与えるようです
さて、明日は1ヶ月に1度のイベント
アメリカの雇用統計です
どのような結果になるかはわかりませんが、
88円以下にストップロスがあつまりつつあるようなので
雇用統計の結果をみてから判断しようと思います
雇用統計のときには、システムが強固でないところは
スプレッドが大きく広がります
慎重なポジションメイクが必要になる日になりそうです

ポジショントーク

最近、市場でのコメントで
大手ヘッジファンドの一部は、ユーロの売りポジションを
拡大し
1ユーロ=1$
のパリティまで下落する可能性が高いとの
コメントがありました
しかし、この発言は
ポジショントークのような気がします
また、この発言をきき
即座に売りポジションを作成してしまうのは
危険です
下がっているときには
大抵ある程度のところで買い戻しによる
ショートカバー+ストップロスの上昇がおきます
以前、ポンド危機により下落した状況と近いのかも
しれませんが
ヘッジファンドがかならずしも勝利するとは限りません
投機で有名なジョージ・ソロス氏がいますが
すべての取引で勝利しているのではなく
年間トータルで勝利しています
これは、基本的に
損失をだすこともあるが、トータルでは
利益がでている
ということです
すべての取引において損失ゼロという人はいままで存在しないと
思います
そして、どんなに著名な人の発言であっても
絶対的な判断基準にはなりません
あくまで参考に、というように受け止めます
~だから下がる
~だから上がる
というのは基本的には分析した人のバイアスがかかります
有名な人の発言であると、どうしても影響がありそうですが
絶対的なものではありません
ポジショントークを聞いたときは
その発言の裏にあるものを探るようにしましょう